お腹は空いていないのに、なぜ食べたくなるんだろう?|ストレスと食べ過ぎ
2026年8月22日
まだまだ暑い日が続きますね。
「食欲の秋」というには、ちょっと早い氣もします。
でも最近、患者さんとのお話の中で、こんな声を聞きました。
「そんなにお腹が空いているわけじゃないのに、つい食べちゃうんですよねー」
「仕事の合間に、甘いもの食べちゃいますねー。あるんだもん」
「もう、ストレスで……食に走っちゃいます」
もしかすると、同じような経験がある方もいるのではないでしょうか。
お腹が空いているから、食べる。
もちろん、それもあります。

でも、食べる理由は、それだけではありません。
・仕事で疲れたとき
・人間関係でちょっと嫌なことがあったとき
・家族のことで氣を遣ったとき
・一日中やることに追われて、やっと一息ついたとき
そんなときに、急に甘いものが欲しくなったり、何かを口にしたくなったりすることってありますよね。
そして食べたあとに、
「また食べちゃった……」
と、自分を責めてしまう。
でも、ちょっと待ってください。
その「食べたい」は、本当にお腹から来ているのでしょうか?
もちろん、本当の空腹かもしれません。
でも、疲れていたり、ストレスが続いていたり、睡眠が足りなかったりすると、食欲や食べたいものの感じ方が変わることがあります。
また、食べることそのものが、一時的にホッとする時間になっていることもあります。

つまり、
「食べ過ぎる=意志が弱い」と決めつけなくてもいいんです。
「何か食べたい」と思ったときに
一度だけ、こんなふうに自分に聞いてみてください。
「お腹が空いている?」
「それとも、ちょっと疲れている?」
「誰かに氣を遣っていなかった?」
「今日は頑張りすぎていなかった?」
答えがすぐに出なくても大丈夫です。
大切なのは、食べることを禁止することではありません。
まず、自分の身体の状態に少し氣づいてあげること。
身体は、ちゃんと教えてくれています。
楽体では、症状が出ている場所だけを見るのではなく、その人の身体全体を見ていきます。
食べ過ぎという行動も、食事だけの問題として見るのではなく、
「最近、身体はどんな状態なんだろう?」
「ちゃんと休めているかな?」
「ずっと頑張り続けていないかな?」
そんなところから見ていくことがあります。
身体は、いつも言葉で教えてくれるわけではありません。
眠れない。
疲れが抜けない。
胃腸の調子がなんとなくおかしい。
そして、
「無性に食べたくなる」
そんな小さな変化も、身体からのサインのひとつかもしれません。
食べ過ぎを責める前に
食べてしまったことを責めるより、
「わたし、何を求めていたんだろう?」
と、ちょっと立ち止まってみる。
もしかしたら、お腹ではなく、
休息を求めていたのかもしれません。
安心したかったのかもしれません。
誰かに話を聞いてほしかったのかもしれません。
ただ、ほっとしたかったのかもしれません。
「食べ過ぎないようにしなきゃ」
と頑張る前に、
「今のわたし、ちょっと疲れてないかな?」
と、身体に聞いてみる。
そんなところから始めてもいいのではないでしょうか。
次回はもう少し踏み込んで、
「ストレスがかかると、どうして食べたくなるの?」
という身体の仕組みについて、現代医学の視点も交えながらお話しします。

身体は、自然そのもの。
自然の理と、身体の理は同じ。
巡りは、生命そのもの。
食べ過ぎてしまうことも、もしかすると身体のどこかに無理がかかっていることを教えてくれているのかもしれません。
「これって身体からのサインなのかな?」
そんなふうに感じることがあれば、ひとりで答えを出そうとしなくても大丈夫です。
お身体のことで氣になることがあれば、
氣軽にご相談ください。














