リラックスは、緊張とゆるみの桶狭間。
2025年10月22日
こんばんは!
あと二ヶ月もすればクリスマスですね(笑)
スウェーデンでは、クリスマスに大量に売り出される「ユールムスト」という炭酸飲料があるみたいです。
コーラのような見た目ですが、モルトやホップなどビールのような素材で作られているからか、味は予想と違うので飲んだらびっくりするみたいですよ、楽体です。

そんな寒い雨の今日は、月に一度のカラダメンテナンスの日でした。
鍼灸治療を受けている間は、いつもリラックスしている…つもりなんですが、ふと「本当にチカラ抜けとるんかな?」と思い、仰向けで治療を受けている間、下肢・体幹・上肢・頚椎と順に意識を向けてみたんです。
すると、チカラを抜いている“つもり”でも、どこかでほんの少し緊張しているのが分かるんですね。
普段の生活の中で、ぼくらのカラダは重力という見えない負荷と、ずっと向き合っています。
立っていても、座っていても、寝転んでいても、筋肉たちは無意識のうちに「呼吸を止めないように」「姿勢を保つように」と微妙なバランスをとりながら働き続けているんですね。
では、寝ている時はどうかというと…
完全に脱力しているように見えても、実は筋肉の約10〜20%ほどは常に基礎的な緊張を保っているといわれています。
これは、脳の中にある「姿勢保持中枢」や「小脳」が、呼吸や心拍、体温を守るために最低限の緊張を保たせているからなんですね。
つまり、人のカラダが“完全にチカラを抜く”ことはできなくても、“より深くゆるむこと”はできる。
その違いを感じられることが、本当の意味での「リラックス」なのかもしれません。
東洋医学の視点では、氣・血・水の流れが滞ると、カラダも心も緊張状態に傾くと考えます。
とくに「肝」は氣の巡りを司る臓であり、全身のエネルギーの流れを調整する働きを持っています。
さらに東洋医学では「肝は筋を主る」といわれ、ストレスや抑圧が続くとこの肝の働きが乱れ、氣の流れが滞ることで筋や腱への栄養や潤いが不足し、こわばりやすくなるんですね。
つまり、氣が滞ると、カラダもココロも緩め方を忘れてしまう、というわけです。
治療院でもよく、「リラックスしたいけど、どうすればいいのか分からない」とおっしゃる方がいます。
でも、本当のリラックスは「無理にチカラを抜こう」とすることではなく、“安心できる場”や“信頼できる人”、そして“自分を守らなくていい瞬間”を感じられることなんじゃないかと。
そんな時、脳では副交感神経がやさしく働きはじめ、筋肉は少しずつゆるみ、呼吸が深くなり、全身の氣が穏やかに巡り始めるんです。
ただ、なかには「安心」すら難しい方もいます。
過去の痛みや不安、いつも何かに氣を張ってきた人にとって、「ゆるむ」ことは怖さを伴うこともあるんです。
そんな時は、無理にリラックスしようとしなくても大丈夫。
まずは、“今の自分がそう感じている”ということに氣づくだけで十分なんです。
その氣づきこそが、ゆるみの第一歩です。
そして、鍼灸治療はその“一歩”をやさしく後押ししてくれます。
鍼が皮膚に触れると、その刺激はまず表面の知覚神経に伝わり、脳へ信号が送られます。
すると脳は、「これは危険な痛みではない」と判断した瞬間に、自律神経のバランスを整える方向へと働きはじめます。
もちろん、これは施術者の優しさや丁寧な操作があっての話ですが…
ふわっと交感神経の過緊張がゆるみ、副交感神経が優位になることで、心拍が落ち着き、血流が改善し、筋肉が自然とゆるんでいく。
この一連の反応が、東洋医学でいう“氣の流れが動き出す”という状態なんですね。
お灸のぬくもりも同じように、温熱刺激が皮膚の温度受容体を通じて脳に伝わり、「安心していいんだよ」とカラダにサインを送ります。
それが、心の奥まで届くような深い安らぎを生み出してくれるのです。
チカラを抜くことは、怠けることではなく、自分を信じてゆだねること。
ほんの少しでもゆるめたその瞬間、カラダは“治るチカラ”を思い出していくんです。
今日も、小さな氣づきに感謝して、ゆるんで、流れて、また元氣に生きていけますように!
#楽体
#癒し隠れ家楽体
#鍼灸
#鍼灸師
#自然療法
#自然治癒力
#免疫力
#予防医学
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#健康
#ユールムスト
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#桶狭間
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静岡市清水区の鍼灸治療院、鍼灸療術 癒し隠れ家 楽体です。
狐ヶ崎駅より徒歩五分。
鍼灸の古典理論から西洋医学の解剖生理学に根拠をおき、その東洋医学と西洋医学を融合させた長野式鍼灸治療をメインに、ベビーてい鍼による小児鍼、吸い玉療法、整体療術、光線治療、ハーブテントでよもぎ蒸し・モリンガ蒸しもご利用頂けます。
肩こり 腰痛 首痛 背部痛 顎関節症 膝痛 神経痛 歪み 骨格骨盤矯正 体質改善 アレルギー 慢性疾患 難治性疾患 慢性性疾患 妊活 妊婦ケア 産後ケア 温活etc.
その他辛い症状に対応します。
あと二ヶ月もすればクリスマスですね(笑)
スウェーデンでは、クリスマスに大量に売り出される「ユールムスト」という炭酸飲料があるみたいです。
コーラのような見た目ですが、モルトやホップなどビールのような素材で作られているからか、味は予想と違うので飲んだらびっくりするみたいですよ、楽体です。

そんな寒い雨の今日は、月に一度のカラダメンテナンスの日でした。
鍼灸治療を受けている間は、いつもリラックスしている…つもりなんですが、ふと「本当にチカラ抜けとるんかな?」と思い、仰向けで治療を受けている間、下肢・体幹・上肢・頚椎と順に意識を向けてみたんです。
すると、チカラを抜いている“つもり”でも、どこかでほんの少し緊張しているのが分かるんですね。
普段の生活の中で、ぼくらのカラダは重力という見えない負荷と、ずっと向き合っています。
立っていても、座っていても、寝転んでいても、筋肉たちは無意識のうちに「呼吸を止めないように」「姿勢を保つように」と微妙なバランスをとりながら働き続けているんですね。
では、寝ている時はどうかというと…
完全に脱力しているように見えても、実は筋肉の約10〜20%ほどは常に基礎的な緊張を保っているといわれています。
これは、脳の中にある「姿勢保持中枢」や「小脳」が、呼吸や心拍、体温を守るために最低限の緊張を保たせているからなんですね。
つまり、人のカラダが“完全にチカラを抜く”ことはできなくても、“より深くゆるむこと”はできる。
その違いを感じられることが、本当の意味での「リラックス」なのかもしれません。
東洋医学の視点では、氣・血・水の流れが滞ると、カラダも心も緊張状態に傾くと考えます。
とくに「肝」は氣の巡りを司る臓であり、全身のエネルギーの流れを調整する働きを持っています。
さらに東洋医学では「肝は筋を主る」といわれ、ストレスや抑圧が続くとこの肝の働きが乱れ、氣の流れが滞ることで筋や腱への栄養や潤いが不足し、こわばりやすくなるんですね。
つまり、氣が滞ると、カラダもココロも緩め方を忘れてしまう、というわけです。
治療院でもよく、「リラックスしたいけど、どうすればいいのか分からない」とおっしゃる方がいます。
でも、本当のリラックスは「無理にチカラを抜こう」とすることではなく、“安心できる場”や“信頼できる人”、そして“自分を守らなくていい瞬間”を感じられることなんじゃないかと。
そんな時、脳では副交感神経がやさしく働きはじめ、筋肉は少しずつゆるみ、呼吸が深くなり、全身の氣が穏やかに巡り始めるんです。
ただ、なかには「安心」すら難しい方もいます。
過去の痛みや不安、いつも何かに氣を張ってきた人にとって、「ゆるむ」ことは怖さを伴うこともあるんです。
そんな時は、無理にリラックスしようとしなくても大丈夫。
まずは、“今の自分がそう感じている”ということに氣づくだけで十分なんです。
その氣づきこそが、ゆるみの第一歩です。
そして、鍼灸治療はその“一歩”をやさしく後押ししてくれます。
鍼が皮膚に触れると、その刺激はまず表面の知覚神経に伝わり、脳へ信号が送られます。
すると脳は、「これは危険な痛みではない」と判断した瞬間に、自律神経のバランスを整える方向へと働きはじめます。
もちろん、これは施術者の優しさや丁寧な操作があっての話ですが…
ふわっと交感神経の過緊張がゆるみ、副交感神経が優位になることで、心拍が落ち着き、血流が改善し、筋肉が自然とゆるんでいく。
この一連の反応が、東洋医学でいう“氣の流れが動き出す”という状態なんですね。
お灸のぬくもりも同じように、温熱刺激が皮膚の温度受容体を通じて脳に伝わり、「安心していいんだよ」とカラダにサインを送ります。
それが、心の奥まで届くような深い安らぎを生み出してくれるのです。
チカラを抜くことは、怠けることではなく、自分を信じてゆだねること。
ほんの少しでもゆるめたその瞬間、カラダは“治るチカラ”を思い出していくんです。
今日も、小さな氣づきに感謝して、ゆるんで、流れて、また元氣に生きていけますように!
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肩こり 腰痛 首痛 背部痛 顎関節症 膝痛 神経痛 歪み 骨格骨盤矯正 体質改善 アレルギー 慢性疾患 難治性疾患 慢性性疾患 妊活 妊婦ケア 産後ケア 温活etc.
その他辛い症状に対応します。















