こんにちは!

7月に入りましたねー。
いよいよ今年も後半戦に突入です!
ますます夏の暑さが厳しくなると思うと、ちょっとげんなりしそうやけど…

こんな時期になると、子供の頃に田舎の香川で、田んぼから聞こえていたカエルの声が、ふと懐かしく思い出されます。

ちなみに、タイのイサーン地方の方言でカエルのことを「カンカーク」と言うんですよ、楽体です。

そんなわけで今回は、感覚にまつわるお話を、ちょっと綴ってみたいと思います。



先日、ある患者さんが「ふわふわするような目眩が…」と訴えて来られました。
所見をとりながらよくよく話を聞いていくと、
「もしかしたら食べてないからフラフラしてるのかも…」とのこと。

目眩という言葉ひとつでも、感じ方やとらえ方は人それぞれです。
それだけに、思い込みや決めつけで対応してしまうと、本来の原因を見誤ってしまいかねません。

あらためて、
患者さんの言葉をきちんと聴くこと。
そして、その身体の声に耳を澄ませることの大切さを感じました。

診るという行為は、単に症状を並べて答えを導き出すものではないんです。
表に現れるサインだけでなく、その裏にある微細な氣配や変化を五感で感じとる。
鍼灸療術において、これはとても大事なことだと、常に感じています。

ときには、そこに第六感のような直感が加わることもあります。
だからこそ、ふだんから五感をフルに開き、感じる力を養っておくことが大切なんですよね。

もちろん、鍼やお灸をするときも同じです。
肌に触れたときの微かな反応。
お灸の熱の入り方。
一瞬の表情の変化。

こういった“感じる力”こそが、施術の質を大きく左右します。

今や世界中がテクノロジーで急速に進化していますが、
この“感覚の世界”だけは、どんなにAIが進歩しても決して真似できない、人間だけの領域だと思っています。

とはいえ、
そんな大切な感覚力も、便利さと引き換えにどんどん鈍っていってしまっているのもまた事実かもしれません。

だからこそ、
自分の中の感覚を大切にしながら、日々研ぎ澄ませていくこと。

それは、鍼灸師としてだけでなく、
“生きる”ということそのものを支える、大切な力になるのだと感じています。

感覚を持って、世界とふれあい、自分とつながる。
それこそが、ほんとうの意味で“生きる力”なのかもしれませんね。

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