ペロッとお見通し、舌ベラのお話
2025年6月27日
こんにちは!
近くの海でもよく見かける「ベラ」って魚、ご存知ですか?
地方によっていろんな呼び名があるらしく、それだけ昔から親しまれてきた魚なんですね。
そのベラ、あまりに普通すぎて全然氣にしてなかったんですが、実はかなり美味しいお魚さんだということを最近知りました、楽体です。

先日、ある患者さんが施術前に、
「舌が赤く荒れちゃってて…ちょっと見てもらえますか?」とおっしゃいまして。
診てみると、なるほど、確かに赤みが強くて、少しガサついた感じ。
お薬を飲んでからこうなったそうなのですが、舌というのは、実はからだの内側をそのまま映し出す鏡のような存在なんです。
●舌はすごい働き者
まず、舌って何かといえば――
実は、筋肉のかたまりなんです。
味を感じたり、言葉を発したり、食べ物を飲み込んだり…。
何気なく使っているけれど、本当に多くの仕事をこなしてくれているんですね。
とくに「噛む」と「飲み込む」のチームワークは、見事の一言!
舌と歯と顎が息を合わせて、食べ物を刻み、まとめ、喉へ送り出す。
そんな究極の連携プレイを、私たちは無意識にこなしているんですよ。
●東洋医学で診る“舌ベラ”の表情
東洋医学では、舌は「氣・血・水」の巡りや、五臓の働きを映し出す鏡とされています。
たとえば…
・舌の色が赤い → 熱がこもっている、炎症体質、ストレス過多。
・白っぽい舌 → 冷えや氣血不足、胃腸の弱り。
・舌苔(ぜったい)が厚い → 消化器系が疲れている、湿(しつ)がたまっている状態。
・舌がむくんでいる(周囲に歯型がつく) → 水分代謝の不調、脾の弱り。
・舌の先が赤い → 心に熱がある、イライラ、不眠など。
・舌にひび割れ(裂紋)がある → 潤い不足、陰虚体質。
・舌がピクピクする → 氣や血の不足、疲労のサイン。
・舌下静脈が張っている → 瘀血(おけつ)のサイン。
ほんの数秒、舌を見せてもらうだけで、これだけの情報が浮かび上がってくるんですよ。
●舌の筋力が落ちると…?
あまり意識されませんが、最近多いと言われているのが、舌の筋力低下。
口を閉じている時、舌が口蓋の上にピタッとくっついていれば理想的なのですが、
筋力が落ちると、こんな不調が出てきます。
・言葉がもつれる
・食べ物が飲み込みにくい
・噛み合わせが不安定になる
・口の中が乾燥して、細菌が繁殖しやすくなる
さらに、舌の動きが鈍ると唾液の分泌量が減ります。
唾液には、食べ物の消化を助けるだけでなく、口の中を清潔に保ち、ウイルスや細菌から守る免疫的な働きもあるんです。
つまり、舌が元氣でよく動いていることは、免疫力の維持にも直結するんですね。
●舌ベラを元氣にするコツ
特別なことをしなくても、日常生活のなかに“舌のケア”はたくさんあります。
・よく噛んで食べる
・やわらかいものばかりに頼らない
・よく話す
・よく笑う
・あいうべ体操もおすすめです
それだけで、舌の筋肉はきちんと使われ、唾液もしっかり出て、からだ全体が喜んでくれます。
今日も、あなたの舌ベラさんが、しっかり働いてくれていますように。
そんなささやかな視点から、健康を見直してみるのもおもしろいですよ。
#楽体
#癒し隠れ家楽体
#鍼灸
#鍼灸師
#自然療法
#自然治癒力
#免疫力
#予防医学
#氣
#健康
#舌
#舌診
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・インスタはプロフィール欄からHPへ
・「静岡 楽体」で検索
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静岡市清水区の鍼灸治療院、鍼灸療術 癒し隠れ家 楽体です。
狐ヶ崎駅より徒歩五分。
鍼灸の古典理論から西洋医学の解剖生理学に根拠をおき、その東洋医学と西洋医学を融合させた長野式鍼灸治療をメインに、ベビーてい鍼による小児鍼、吸い玉療法、整体療術、光線治療、ハーブテントでよもぎ蒸し・モリンガ蒸しもご利用頂けます。
肩こり 腰痛 首痛 背部痛 顎関節症 膝痛 神経痛 歪み 骨格骨盤矯正 体質改善 アレルギー 慢性疾患 難治性疾患 慢性性疾患 妊活 妊婦ケア 産後ケア 温活etc.
その他辛い症状に対応します。
近くの海でもよく見かける「ベラ」って魚、ご存知ですか?
地方によっていろんな呼び名があるらしく、それだけ昔から親しまれてきた魚なんですね。
そのベラ、あまりに普通すぎて全然氣にしてなかったんですが、実はかなり美味しいお魚さんだということを最近知りました、楽体です。

先日、ある患者さんが施術前に、
「舌が赤く荒れちゃってて…ちょっと見てもらえますか?」とおっしゃいまして。
診てみると、なるほど、確かに赤みが強くて、少しガサついた感じ。
お薬を飲んでからこうなったそうなのですが、舌というのは、実はからだの内側をそのまま映し出す鏡のような存在なんです。
●舌はすごい働き者
まず、舌って何かといえば――
実は、筋肉のかたまりなんです。
味を感じたり、言葉を発したり、食べ物を飲み込んだり…。
何気なく使っているけれど、本当に多くの仕事をこなしてくれているんですね。
とくに「噛む」と「飲み込む」のチームワークは、見事の一言!
舌と歯と顎が息を合わせて、食べ物を刻み、まとめ、喉へ送り出す。
そんな究極の連携プレイを、私たちは無意識にこなしているんですよ。
●東洋医学で診る“舌ベラ”の表情
東洋医学では、舌は「氣・血・水」の巡りや、五臓の働きを映し出す鏡とされています。
たとえば…
・舌の色が赤い → 熱がこもっている、炎症体質、ストレス過多。
・白っぽい舌 → 冷えや氣血不足、胃腸の弱り。
・舌苔(ぜったい)が厚い → 消化器系が疲れている、湿(しつ)がたまっている状態。
・舌がむくんでいる(周囲に歯型がつく) → 水分代謝の不調、脾の弱り。
・舌の先が赤い → 心に熱がある、イライラ、不眠など。
・舌にひび割れ(裂紋)がある → 潤い不足、陰虚体質。
・舌がピクピクする → 氣や血の不足、疲労のサイン。
・舌下静脈が張っている → 瘀血(おけつ)のサイン。
ほんの数秒、舌を見せてもらうだけで、これだけの情報が浮かび上がってくるんですよ。
●舌の筋力が落ちると…?
あまり意識されませんが、最近多いと言われているのが、舌の筋力低下。
口を閉じている時、舌が口蓋の上にピタッとくっついていれば理想的なのですが、
筋力が落ちると、こんな不調が出てきます。
・言葉がもつれる
・食べ物が飲み込みにくい
・噛み合わせが不安定になる
・口の中が乾燥して、細菌が繁殖しやすくなる
さらに、舌の動きが鈍ると唾液の分泌量が減ります。
唾液には、食べ物の消化を助けるだけでなく、口の中を清潔に保ち、ウイルスや細菌から守る免疫的な働きもあるんです。
つまり、舌が元氣でよく動いていることは、免疫力の維持にも直結するんですね。
●舌ベラを元氣にするコツ
特別なことをしなくても、日常生活のなかに“舌のケア”はたくさんあります。
・よく噛んで食べる
・やわらかいものばかりに頼らない
・よく話す
・よく笑う
・あいうべ体操もおすすめです
それだけで、舌の筋肉はきちんと使われ、唾液もしっかり出て、からだ全体が喜んでくれます。
今日も、あなたの舌ベラさんが、しっかり働いてくれていますように。
そんなささやかな視点から、健康を見直してみるのもおもしろいですよ。
#楽体
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鍼灸の古典理論から西洋医学の解剖生理学に根拠をおき、その東洋医学と西洋医学を融合させた長野式鍼灸治療をメインに、ベビーてい鍼による小児鍼、吸い玉療法、整体療術、光線治療、ハーブテントでよもぎ蒸し・モリンガ蒸しもご利用頂けます。
肩こり 腰痛 首痛 背部痛 顎関節症 膝痛 神経痛 歪み 骨格骨盤矯正 体質改善 アレルギー 慢性疾患 難治性疾患 慢性性疾患 妊活 妊婦ケア 産後ケア 温活etc.
その他辛い症状に対応します。