こんにちは!

なんで「コーヒー」のことを「コーシー」って言うんでしょうね?
喫茶店ではついつい、「アイスコーシー!」て言いたくなります。
でも、「コーシー・シュワルツの不等式」までいくと、もう何がなんだかさっぱり分かりません、楽体です。



そんなわけで今回は「腰痛とお腹の関係」について、ちょっとだけ深掘りしてみたいと思います。

というのも、先日お越しくださった腰痛の患者さんとの初回カウンセリングのときに、
「そういえば胃の調子もあんまり良くないんですけど、関係あるんですか?」というご質問をいただきました。

もちろん、あります、あります!
お腹と腰は、まさに「表裏一体」ですもんね。
なんとなく繋がっていそうだな…という感覚、実はすごく大事なんですよ。

身体って、筋肉も内臓も、そして神経も血流も、全部が密接につながっています。
たとえば胃や腸の調子が悪くなると、腸内環境が乱れて、免疫の働きにも影響が出てきます。
その影響で自律神経がアンバランスになると、身体は緊張しやすくなり、血流も滞りがちになってしまいます。
その結果、筋肉がこわばって腰痛が出たり、冷えを感じやすくなったりすることがあるんですね。

さらに内臓が下垂(位置が下がってしまう)すると、周囲の筋膜が引っ張られ、
それが背中や腰の筋膜まで波及して、まるで背後からググっとひっぱられるような、違和感や痛みに繋がってくることもあります。

そしてここが大事なポイントなのですが、
腸腰筋や腹筋群、腰背筋群、殿筋など、身体を支えてくれている筋肉たちは、絶妙なバランスで拮抗し合っています。
このバランスが崩れると、骨盤の位置や姿勢が乱れてしまい、
胸郭や横隔膜の動きも制限されて、呼吸が浅くなることがあるんです。

呼吸が浅くなると、肩や首の緊張にも繋がって、腰痛だけでなく上半身までガチガチになってしまうという悪循環に…。

普段の姿勢や動作のクセって、あまり氣にしないものですが、
例えば足を組むクセ、スマホをのぞき込む姿勢、長時間の座りっぱなし。
こうした何氣ない日常の積み重ねが、筋肉のアンバランスを生み、お腹や腰に負担をかけてしまうんですね。

東洋医学の世界では、「脾は肌肉をつかさどる」といわれています。
脾(現代でいうと主に消化器系)の働きが弱まると、筋肉にも栄養が行き渡らず、全体的に力が入りにくくなる。
さらに「肝は筋(すじ)をつかさどる」とも言われていて、肝の働きが落ちると、柔軟性や動きのしなやかさにも影響してきます。

昔の人たちは、内臓のはたらきと筋肉のつながりを、実際の身体の感覚からしっかりと捉えていたんだなぁと、感心してしまいます。

腰が痛いと、つい腰ばかりを氣にしてしまいがちですが、
お腹の状態や呼吸、姿勢のクセにも目を向けてあげると、根っこの原因が見えてくることもあります。

腰の痛みは、身体からの「氣づいてサイン」です。
やさしく耳を傾けてあげると、心も身体も、ふっと軽くなるかもしれませんよ。

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