カラダがよろこぶ、元氣の一杯
2025年6月17日
こんにちは!
子供の頃、「ひらけゴマー!」って言いませんでしたか?(昭和世代だけ?)
アラビアンナイト(千夜一夜物語)の中の有名な一編『アリババと40人の盗賊』で、岩の扉を開く魔法の呪文として登場するあのセリフですね。
でも実はこの「ゴマ」、ただの言葉遊びではありません。
古代からゴマは、繁栄・多産・不老長寿の象徴として重宝されてきたんですよ!
その理由の一つが、ゴマのさやが乾燥すると自然に“パカッ”と裂けて種子を飛び出させるという不思議な性質。
この「自然に開く=秘宝が現れる」「可能性が開く」というイメージが、「ひらけゴマ!(Open Sesame)」という魔法の言葉につながったとされているんだそうです。
つまり、ゴマは“運氣の扉を開く”象徴だったんですね。
さて、そんなある日、患者さんとの会話の中でこんなお話がありました。
「最近、疲れやすくて…つい栄養ドリンクに頼っちゃうんです」
うんうん、わかります!
疲れたときって、なにか“即効性のある一手”が欲しくなりますよね。
若い頃の私も、ついついお世話になっていました。
でもところがしかし…
●その“栄養ドリンク”、ほんとうに身体の味方?
市販の栄養ドリンクの多くには、糖分、人工甘味料、カフェイン、合成香料などが含まれているのはご存知でしょうか。
一時的に“元氣になったような感覚”をくれますが、長期的に見ると、氣血の消耗や内臓への負担となることもあるんですよ。
疲れたときほど、実は「身体の声」に耳を傾けることが大切なんです。
そんなときこそ、自然のチカラに目を向けてみませんか?
そんなわけで今回は、“本当に元氣を養ってくれる食材”をご紹介したいと思います。

●東洋の知恵が詰まった、本当に「氣を養う」食材たち
①黒ごま:腎を補い、精氣を蓄える“黒い宝石”
東洋医学では、「腎」は生命エネルギーの貯蔵庫とされ、「腎が弱る=老化が進む」と考えられています。
黒ごまはこの“腎”を養う代表格。
とくに「黒いもの」は腎に良いとされており、髪の毛、骨、精力、耳、足腰などに深く関わるとされています。
また、『本草綱目』という古代中国の薬学書には、黒ごまについてこう記されています。
「常に食せば、氣力増し、白髪黒くなり、長寿に至る」
現代栄養学的にも、黒ごまはビタミンE・鉄・カルシウム・亜鉛などの抗酸化栄養が豊富で、まさにアンチエイジング食材。
古来より“長寿の妙薬”とされてきた理由がわかりますね。
②なつめ:氣と血を補い、こころにやさしい甘さを
「一日三粒のなつめで老い知らず」という言葉、ご存じですか?
なつめは、氣(エネルギー)と血(栄養)を同時に補う数少ない食材。
とくにストレスが多い現代人にとって、心と身体のバランスを整えてくれる食薬なんですよ。
古代中国の医聖・張仲景も、なつめを多くの漢方薬に取り入れました。
甘味がありながら、胃腸を整え、貧血、不眠、不安、冷えにアプローチしてくれるという万能ぶり。
『神農本草経』では、なつめは上品(じょうほん)=「副作用がなく、長期服用に適す」の筆頭に挙げられており、毎日の養生にぴったりなやさしい味方なのです。
●おすすめ!自然派の「元氣ドリンク」
【黒ごまとなつめの養生ティー】
〈材料〉
・なつめ(種をとって刻む)…3粒
・黒ごま(すりごま推奨)…小さじ1
・熱湯…200ml
・はちみつ…少々(冷えが強い方におすすめ)
〈作り方〉
カップに材料を入れ、お湯を注いで3〜5分蒸らすだけ。
香ばしい黒ごまと、やさしい甘さのなつめが心身に染みわたり、
まるで身体の中から「ひらけゴマ〜!」とエネルギーの扉が開く感覚に。
氣の巡りが整い、自然な元氣が湧いてきます。
●おわりに
私たちの身体には本来、「自分を癒す力=自然治癒力」が備わっています。
疲れた時こそ、「何かを足す」よりも、「内側のチカラを引き出す」ことが大切です。
黒ごまとなつめは、そんな内なる力をそっと後押ししてくれる養生の知恵なんです。
きっと、あなたの中の“本来の力”が、静かに目を覚まし始めるかも。
「ひらけゴマ!」ーー それは、あなた自身の中に眠る元氣の扉を開く言葉なのかもしれませんね。
#楽体
#癒し隠れ家楽体
#鍼灸
#鍼灸師
#自然療法
#自然治癒力
#免疫力
#予防医学
#氣
#健康
#ゴマ
#ナツメ
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静岡市清水区の鍼灸治療院、鍼灸療術 癒し隠れ家 楽体です。
狐ヶ崎駅より徒歩五分。
鍼灸の古典理論から西洋医学の解剖生理学に根拠をおき、その東洋医学と西洋医学を融合させた長野式鍼灸治療をメインに、ベビーてい鍼による小児鍼、吸い玉療法、整体療術、光線治療、ハーブテントでよもぎ蒸し・モリンガ蒸しもご利用頂けます。
肩こり 腰痛 首痛 背部痛 顎関節症 膝痛 神経痛 歪み 骨格骨盤矯正 体質改善 アレルギー 慢性疾患 難治性疾患 慢性性疾患 妊活 妊婦ケア 産後ケア 温活etc.
その他辛い症状に対応します。
子供の頃、「ひらけゴマー!」って言いませんでしたか?(昭和世代だけ?)
アラビアンナイト(千夜一夜物語)の中の有名な一編『アリババと40人の盗賊』で、岩の扉を開く魔法の呪文として登場するあのセリフですね。
でも実はこの「ゴマ」、ただの言葉遊びではありません。
古代からゴマは、繁栄・多産・不老長寿の象徴として重宝されてきたんですよ!
その理由の一つが、ゴマのさやが乾燥すると自然に“パカッ”と裂けて種子を飛び出させるという不思議な性質。
この「自然に開く=秘宝が現れる」「可能性が開く」というイメージが、「ひらけゴマ!(Open Sesame)」という魔法の言葉につながったとされているんだそうです。
つまり、ゴマは“運氣の扉を開く”象徴だったんですね。
さて、そんなある日、患者さんとの会話の中でこんなお話がありました。
「最近、疲れやすくて…つい栄養ドリンクに頼っちゃうんです」
うんうん、わかります!
疲れたときって、なにか“即効性のある一手”が欲しくなりますよね。
若い頃の私も、ついついお世話になっていました。
でもところがしかし…
●その“栄養ドリンク”、ほんとうに身体の味方?
市販の栄養ドリンクの多くには、糖分、人工甘味料、カフェイン、合成香料などが含まれているのはご存知でしょうか。
一時的に“元氣になったような感覚”をくれますが、長期的に見ると、氣血の消耗や内臓への負担となることもあるんですよ。
疲れたときほど、実は「身体の声」に耳を傾けることが大切なんです。
そんなときこそ、自然のチカラに目を向けてみませんか?
そんなわけで今回は、“本当に元氣を養ってくれる食材”をご紹介したいと思います。

●東洋の知恵が詰まった、本当に「氣を養う」食材たち
①黒ごま:腎を補い、精氣を蓄える“黒い宝石”
東洋医学では、「腎」は生命エネルギーの貯蔵庫とされ、「腎が弱る=老化が進む」と考えられています。
黒ごまはこの“腎”を養う代表格。
とくに「黒いもの」は腎に良いとされており、髪の毛、骨、精力、耳、足腰などに深く関わるとされています。
また、『本草綱目』という古代中国の薬学書には、黒ごまについてこう記されています。
「常に食せば、氣力増し、白髪黒くなり、長寿に至る」
現代栄養学的にも、黒ごまはビタミンE・鉄・カルシウム・亜鉛などの抗酸化栄養が豊富で、まさにアンチエイジング食材。
古来より“長寿の妙薬”とされてきた理由がわかりますね。
②なつめ:氣と血を補い、こころにやさしい甘さを
「一日三粒のなつめで老い知らず」という言葉、ご存じですか?
なつめは、氣(エネルギー)と血(栄養)を同時に補う数少ない食材。
とくにストレスが多い現代人にとって、心と身体のバランスを整えてくれる食薬なんですよ。
古代中国の医聖・張仲景も、なつめを多くの漢方薬に取り入れました。
甘味がありながら、胃腸を整え、貧血、不眠、不安、冷えにアプローチしてくれるという万能ぶり。
『神農本草経』では、なつめは上品(じょうほん)=「副作用がなく、長期服用に適す」の筆頭に挙げられており、毎日の養生にぴったりなやさしい味方なのです。
●おすすめ!自然派の「元氣ドリンク」
【黒ごまとなつめの養生ティー】
〈材料〉
・なつめ(種をとって刻む)…3粒
・黒ごま(すりごま推奨)…小さじ1
・熱湯…200ml
・はちみつ…少々(冷えが強い方におすすめ)
〈作り方〉
カップに材料を入れ、お湯を注いで3〜5分蒸らすだけ。
香ばしい黒ごまと、やさしい甘さのなつめが心身に染みわたり、
まるで身体の中から「ひらけゴマ〜!」とエネルギーの扉が開く感覚に。
氣の巡りが整い、自然な元氣が湧いてきます。
●おわりに
私たちの身体には本来、「自分を癒す力=自然治癒力」が備わっています。
疲れた時こそ、「何かを足す」よりも、「内側のチカラを引き出す」ことが大切です。
黒ごまとなつめは、そんな内なる力をそっと後押ししてくれる養生の知恵なんです。
きっと、あなたの中の“本来の力”が、静かに目を覚まし始めるかも。
「ひらけゴマ!」ーー それは、あなた自身の中に眠る元氣の扉を開く言葉なのかもしれませんね。
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肩こり 腰痛 首痛 背部痛 顎関節症 膝痛 神経痛 歪み 骨格骨盤矯正 体質改善 アレルギー 慢性疾患 難治性疾患 慢性性疾患 妊活 妊婦ケア 産後ケア 温活etc.
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