こんにちは!

筋ジストロフィーという病名を耳にされたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
筋ジストロフィーは、筋肉そのものに異常が起きて、少しずつ力が入りにくくなっていく病氣です。
生まれたときには元氣に見えても、成長とともに歩きにくくなったり、転びやすくなったりと、徐々に筋力が低下していきます。

この筋ジストロフィーにはいくつかの種類がありますが、よく知られているのがデュシェンヌ型とベッカー型です。

デュシェンヌ型は、主に男の子に多く、2〜5歳ごろの幼児期から「歩き方がちょっと違うな」「転びやすいな」といった様子が見えてきます。
進行は早く、学校に通うころには足に力が入りづらくなってくることもあります。

一方で、ベッカー型は小学生〜大人になってから発症することもあります。
デュシェンヌ型よりも進行はゆっくりで、日常生活を長く保てる方も多いです。

この病氣とよく混同されるのが、ALS(筋萎縮性側索硬化症)という病氣です。
でも、このふたつは根本的に違います。

・ALSは「神経」の病氣。
・筋ジストロフィーは「筋肉そのもの」の病氣です。

西洋医学では、筋ジストロフィーに対して根本的な治療法はまだ見つかっていません。
けれど、少しでも進行を遅らせたり、生活の質を保つために、ステロイド薬やリハビリ、装具など、たくさんの工夫がされています。



●鍼灸には何ができるの?

正直に言うと、鍼灸でこの病氣を治すことはできません。
でも、東洋医学の視点から見ると、できることは確かにあると私は思っています。

東洋医学では、「氣・血・津液」が身体の中を巡っていると考えます。
この巡りがスムーズであれば、人は本来の力を発揮し、調和のとれた毎日を送ることができるとされています。

ところが、病氣や不安、冷えや疲れなどでこの巡りが滞ると、筋肉もこわばりやすくなったり、体が重く感じたりします。
鍼やお灸は、この「巡りを整える」お手伝いができるのです。

・こわばった筋肉や関節を、少しやわらかくすること
・冷えや血流の滞りを改善して、身体をあたためること
・呼吸や消化、睡眠など「生きる力」を整えていくこと

そしてなにより、心がふっとやわらぐような時間をつくること。

私は、鍼灸の大きな力は「寄り添うこと」だと感じています。
ただ「痛みを取る」とか「症状を改善する」だけじゃなく、体と心を、そっと包み込むようなやさしい医療。
それが鍼灸の本質ではないかと思っています。

●日常でもできること

・無理のないストレッチや軽い体操で、関節の動きを保つ
・お灸や湯たんぽなどで、体を冷やさないようにする温熱療法
・リラックスできる時間を大切にする
・バランスのとれた食事や水分をしっかりとって、身体の内側から整える

できることは、ほんの少しずつかもしれません。
でも、その「少し」が積み重なると、きっと心と身体の風通しがよくなってきます。
「今できることを、やさしく続けていく」という氣持ちを大切にして下さいね。

鍼灸は、そんな毎日の中に、少しでも明るく灯りをともす存在でありたいと思っています。
不安なとき、つらいとき、ちょっと背中を押してほしいときは、どうぞ遠慮なくご相談くださいね。

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