こんにちは!

先日、通われていた妊婦さんが早産ではあったものの、母子ともに無事に出産されて、子供もとても元氣ですよ!と、とても嬉しいお知らせがありました。
ああ、よかったなぁと胸がじんわりあたたかくなったその直後…。

治療中に何度もため息ばかりついているお兄さんが登場(笑)
それはもう、「はぁ〜…」「ふぅ〜…」と、合間なく。

思わず「どんだけため息出るんですか」と、ツッコミを入れながら笑ってしまいましたが、話をよく聴いてみると、なるほど…そういう背景があったんですね。

こうして日々、鍼灸治療を通して、いろんな方の生き様の片鱗に触れさせてもらっていると、
皆さんそれぞれが、それぞれの人生を一生懸命に生きておられるんだなぁと、なんとも愛しく思えてくるのです。

そうそう、ため息と言えば…
「ため息をつくと幸せが逃げる」なんて言葉、聞いたことありませんか?

でも、実はですね。
この“ため息”、身体にとってはちゃんと意味がある、大切な行為だったりするんです。



●ため息とは?

ため息とは、通常の呼吸よりも少し深く、ゆっくりと息を吐き出すこと。
無意識のうちに出ていることも多いのですが、意外としっかりとした「深呼吸」に近いものなんです。

●なぜため息が出るのか?

ため息は、緊張やストレス、不安、悲しみなど、心身に負担がかかったときに自然と出てくる反応です。
これは自律神経のバランスを取るために、脳が無意識に行っているリセット作業のようなもの。

交感神経が優位な状態(いわゆる“戦闘モード”)から、ふっと副交感神経(リラックスモード)へ切り替えるためのスイッチとして、ため息が使われているんですね。

●ため息のメリット

・肺の換気を良くし、酸素をしっかり取り入れる
・無意識に呼吸が浅くなっているとき、身体が調整して深呼吸を促す
・副交感神経を優位にして、氣持ちを落ち着かせる

つまり、ため息は「身体ががんばってる証拠」。
だから、ため息が出るのは悪いことではないんです。
むしろ、それだけ氣が張っていたり、心の奥のほうで「ひと息つきたい」と感じているサインとも言えるかもしれません。

お兄さんのように、何度も何度もため息が出るというのは、それだけたくさん頑張って、今の自分に氣づこうとしてる証。

もちろん、治療の中では身体の緊張をゆるめたり、氣の巡りを整えたりしながら、少しずつため息の“質”を変えていくお手伝いをしていきます。

「ふぅー」が、「ふわぁ〜」になるように。

今日もまた、誰かの呼吸と人生に、そっと寄り添える鍼灸師でありたいと思うのです。

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