黄砂に吹かれて
2025年3月26日
こんにちは!
工藤静香さんが歌う「黄砂に吹かれて」
この曲の作曲者が中島みゆきさんだったんですね。
中島みゆきさんの曲は大好きで、心の奥深くに語りかけるものが多く、特に初期のアルバム「臨月」は今聴いても心の琴線に触れまくります。
話が逸れましたが、そんなわけで今回はまさにその「黄砂」に関するお話です。

●黄砂の季節とその影響
黄砂は、主に中国のゴビ砂漠やタクラマカン砂漠などから飛んでくる微細な砂のこと。
日本では3月から5月にかけて飛来が多くなり、特に春先にピークを迎えます。
ただし、気象条件によっては冬や秋にも観測されることがあるそうです。
この黄砂、風情のある「霞がかる」景色を生み出すこともありますが、実際には目や喉の違和感、アレルギー症状、肌荒れなどの原因にもなり、つらい思いをする人も少なくありません。
私自身、年々花粉にも黄砂にも弱くなってきており、この時期になると身體(からだ)が泣きを入れるようになりました。
●古い文献にも記される黄砂
実は、黄砂に関する記録はかなり古く、奈良時代の「続日本紀(しょくにほんぎ)」(797年編纂)にも登場します。
そこでは「赤気が空を覆った」と記されており、当時の人々も黄砂による現象を目にしていたことが分かります。
また、中国の文献ではさらに古く、『史記』や『漢書』にも「天が黄く霞む」という記述があり、黄砂は古来より東アジア全域で観測されていたことがうかがえます。
●古来の人々は黄砂をどう捉えていたのか?
昔の人々は、黄砂を単なる自然現象としてだけでなく、「天の知らせ」として捉えることもあったそうです。
例えば、黄砂が異常に多く発生すると「凶兆」や「異変の前触れ」と考えられたこともあります。
また、黄砂には「大地の氣を運ぶ」という考え方もあり、砂とともに遠くの大地の養分が運ばれることから、農作物に良い影響を与えるという見方もあったようです。
実際に、黄砂にはカルシウムや鉄分などのミネラルが含まれており、土壌を豊かにする作用があるとのことです。
が、現代では様々な大気汚染物質や重金属類、微生物や有機化合物などが付着してるので、大きな問題ですね。
●自然に抗えないからこそ、畏敬の念を
モンゴルの大地から何千キロも飛んでくる黄砂。
その力の大きさを思うと、私たち人間がどんなに技術を発展させても、やはり自然の力には抗えないと実感します。
現代は、便利さを求めて自然を切り開き、管理しようとする時代ですが、本来、人は「自然の一部」。
黄砂ひとつとっても、大地の氣の巡りの中に私たちは生かされているのだと感じます。
だからこそ、もっと自然と寄り添い、敬意を持って生きることが大切ではないでしょうか。
黄砂に吹かれるたびに、そんなことを考えさせられます。
今年も黄砂の季節がやってきましたが、対策をしつつ、その背景にある壮大な自然の流れにも思いを馳せてみるのも良いかもしれませんね。
#楽体
#癒し隠れ家楽体
#鍼灸
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#自然療法
#自然治癒力
#免疫力
#予防医学
#氣
#健康
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静岡市清水区の鍼灸治療院、鍼灸療術 癒し隠れ家 楽体です。
狐ヶ崎駅より徒歩五分。
鍼灸の古典理論から西洋医学の解剖生理学に根拠をおき、その東洋医学と西洋医学を融合させた長野式鍼灸治療をメインに、ベビーてい鍼による小児鍼、吸い玉療法、整体療術、光線治療、ハーブテントでよもぎ蒸し・モリンガ蒸しもご利用頂けます。
肩こり 腰痛 首痛 背部痛 顎関節症 膝痛 神経痛 歪み 骨格骨盤矯正 体質改善 アレルギー 慢性疾患 難治性疾患 慢性性疾患 妊活 妊婦ケア 産後ケア 温活etc.
その他辛い症状に対応します。
工藤静香さんが歌う「黄砂に吹かれて」
この曲の作曲者が中島みゆきさんだったんですね。
中島みゆきさんの曲は大好きで、心の奥深くに語りかけるものが多く、特に初期のアルバム「臨月」は今聴いても心の琴線に触れまくります。
話が逸れましたが、そんなわけで今回はまさにその「黄砂」に関するお話です。

●黄砂の季節とその影響
黄砂は、主に中国のゴビ砂漠やタクラマカン砂漠などから飛んでくる微細な砂のこと。
日本では3月から5月にかけて飛来が多くなり、特に春先にピークを迎えます。
ただし、気象条件によっては冬や秋にも観測されることがあるそうです。
この黄砂、風情のある「霞がかる」景色を生み出すこともありますが、実際には目や喉の違和感、アレルギー症状、肌荒れなどの原因にもなり、つらい思いをする人も少なくありません。
私自身、年々花粉にも黄砂にも弱くなってきており、この時期になると身體(からだ)が泣きを入れるようになりました。
●古い文献にも記される黄砂
実は、黄砂に関する記録はかなり古く、奈良時代の「続日本紀(しょくにほんぎ)」(797年編纂)にも登場します。
そこでは「赤気が空を覆った」と記されており、当時の人々も黄砂による現象を目にしていたことが分かります。
また、中国の文献ではさらに古く、『史記』や『漢書』にも「天が黄く霞む」という記述があり、黄砂は古来より東アジア全域で観測されていたことがうかがえます。
●古来の人々は黄砂をどう捉えていたのか?
昔の人々は、黄砂を単なる自然現象としてだけでなく、「天の知らせ」として捉えることもあったそうです。
例えば、黄砂が異常に多く発生すると「凶兆」や「異変の前触れ」と考えられたこともあります。
また、黄砂には「大地の氣を運ぶ」という考え方もあり、砂とともに遠くの大地の養分が運ばれることから、農作物に良い影響を与えるという見方もあったようです。
実際に、黄砂にはカルシウムや鉄分などのミネラルが含まれており、土壌を豊かにする作用があるとのことです。
が、現代では様々な大気汚染物質や重金属類、微生物や有機化合物などが付着してるので、大きな問題ですね。
●自然に抗えないからこそ、畏敬の念を
モンゴルの大地から何千キロも飛んでくる黄砂。
その力の大きさを思うと、私たち人間がどんなに技術を発展させても、やはり自然の力には抗えないと実感します。
現代は、便利さを求めて自然を切り開き、管理しようとする時代ですが、本来、人は「自然の一部」。
黄砂ひとつとっても、大地の氣の巡りの中に私たちは生かされているのだと感じます。
だからこそ、もっと自然と寄り添い、敬意を持って生きることが大切ではないでしょうか。
黄砂に吹かれるたびに、そんなことを考えさせられます。
今年も黄砂の季節がやってきましたが、対策をしつつ、その背景にある壮大な自然の流れにも思いを馳せてみるのも良いかもしれませんね。
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肩こり 腰痛 首痛 背部痛 顎関節症 膝痛 神経痛 歪み 骨格骨盤矯正 体質改善 アレルギー 慢性疾患 難治性疾患 慢性性疾患 妊活 妊婦ケア 産後ケア 温活etc.
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