桜と日本人の深い繋がり
2025年2月21日
こんにちは!
先日、奥さんのお友達のお母さんが河津桜が見たいということで、伊豆に遊びに来ました。
お友達(娘さん)も一緒に来ていたので、私たちも合流して桜を見に行くことに。
ところが今年は寒波の影響からか、なんといつもこの時期は見頃なはずの河津桜がほとんど咲いておらず、代わりに見頃だという土肥桜を見に行きました。
ドライブ中、お友達の息子さんが「桜が一斉に咲くのはDNAで繋がっているからなんだよ」と言ってたのを話してくれました。
なるほど。
確かにソメイヨシノはクローン技術によって増やされた品種なので、遺伝子的にほぼ同じですよね。
そのため、気温や日照時間などの条件に一斉に反応し、同じタイミングで花を咲かせるのです。
しかし、実際に桜を見ていると、満開の木もあれば、これから咲く木、すでに葉桜になり始めている木もあったりします。
これはなぜか?
桜が開花する仕組みは「休眠打破」という現象が関係しているんだそうです。
桜の花芽は夏の終わり頃にはすでに形成されていますが、寒さにさらされることで目覚める準備を始めます。
この寒さの刺激を受ける期間や気温の変化により、個体ごとに開花のタイミングにばらつきが生まれるのだそうです。
特に、日当たりの良い場所や風が当たりにくい場所では早く咲き、逆に日陰や冷たい風にさらされる場所では遅くなることもあります。
同じDNAを持つ桜でも、環境条件が少し違うだけで、咲くタイミングに違いが生まれるというわけですね。

●日本人はなぜ桜を愛するのか
日本人にとって桜は特別な存在ですよね。
では、なぜこれほどまでに桜に心を寄せるのでしょうか?
その理由の一つに「無常(むじょう)」という日本独特の感性があります。
桜はわずか数日間しか咲かず、風に舞って散っていく儚さが、人の生きる姿に重ねられてきたんですね。
古代日本では、自然の営みに神聖な力を見出し、山や川、木々に神が宿ると考えられていました。
桜も例外ではなく、五穀豊穣(ごこくほうじょう)を願う農耕儀礼と深く結びついていたんですね。
「サ」は田の神を意味し、「クラ」は神が座す場所を指すことから、「桜(さくら)」という名前がついたとも言われていて、桜の花が咲くことは、田んぼに神が降り立ち、豊作をもたらしてくれる吉兆とされていたのだそうです。
平安時代には貴族たちの間で花見が盛んになり、桜を愛でる文化が広まりました。
江戸時代になると庶民にも花見の風習が根付き、春の楽しみとして定着しました。
このように、桜は単なる花以上の存在であり、古代から現代まで日本人の心の中に深く根を下ろしているのです。
●桜の下で感じる氣の流れ
桜を眺めていると、花そのものが放つ「氣」の流れを感じることがあります。
満開の桜の下に立つと、自然の生命力があふれ、心が癒やされるような感覚になる方も多いのではないでしょうか。
東洋医学では、自然界の変化と人体のバランスは深く関係していると考えます。
春は「肝(かん)」の氣が盛んになる季節であり、気温の上昇とともに体内の氣も上昇しやすくなります。
桜を眺めながら深呼吸をすると、冬の間に滞っていた氣が解き放たれ、心と体の巡りが整いやすくなります。
●桜を愛でることで得られる癒し
桜を愛でることは、単なるお花見以上の意味を持ちます。
それは、自然と一体になり、生命の循環を感じ取る行為そのものです。
桜が咲く頃に心が弾むのは、DNAの不思議だけではなく、古くから受け継がれてきた日本人の心の記憶が呼び覚まされるからかもしれませんね。
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#免疫力
#予防医学
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#健康
#桜
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静岡市清水区の鍼灸治療院、鍼灸療術 癒し隠れ家 楽体です。
狐ヶ崎駅より徒歩五分。
鍼灸の古典理論から西洋医学の解剖生理学に根拠をおき、その東洋医学と西洋医学を融合させた長野式鍼灸治療をメインに、ベビーてい鍼による小児鍼、吸い玉療法、整体療術、光線治療、ハーブテントでよもぎ蒸し・モリンガ蒸しもご利用頂けます。
肩こり 腰痛 首痛 背部痛 顎関節症 膝痛 神経痛 歪み 骨格骨盤矯正 体質改善 アレルギー 慢性疾患 難治性疾患 慢性性疾患 妊活 妊婦ケア 産後ケア 温活etc.
その他辛い症状に対応します。
先日、奥さんのお友達のお母さんが河津桜が見たいということで、伊豆に遊びに来ました。
お友達(娘さん)も一緒に来ていたので、私たちも合流して桜を見に行くことに。
ところが今年は寒波の影響からか、なんといつもこの時期は見頃なはずの河津桜がほとんど咲いておらず、代わりに見頃だという土肥桜を見に行きました。
ドライブ中、お友達の息子さんが「桜が一斉に咲くのはDNAで繋がっているからなんだよ」と言ってたのを話してくれました。
なるほど。
確かにソメイヨシノはクローン技術によって増やされた品種なので、遺伝子的にほぼ同じですよね。
そのため、気温や日照時間などの条件に一斉に反応し、同じタイミングで花を咲かせるのです。
しかし、実際に桜を見ていると、満開の木もあれば、これから咲く木、すでに葉桜になり始めている木もあったりします。
これはなぜか?
桜が開花する仕組みは「休眠打破」という現象が関係しているんだそうです。
桜の花芽は夏の終わり頃にはすでに形成されていますが、寒さにさらされることで目覚める準備を始めます。
この寒さの刺激を受ける期間や気温の変化により、個体ごとに開花のタイミングにばらつきが生まれるのだそうです。
特に、日当たりの良い場所や風が当たりにくい場所では早く咲き、逆に日陰や冷たい風にさらされる場所では遅くなることもあります。
同じDNAを持つ桜でも、環境条件が少し違うだけで、咲くタイミングに違いが生まれるというわけですね。

●日本人はなぜ桜を愛するのか
日本人にとって桜は特別な存在ですよね。
では、なぜこれほどまでに桜に心を寄せるのでしょうか?
その理由の一つに「無常(むじょう)」という日本独特の感性があります。
桜はわずか数日間しか咲かず、風に舞って散っていく儚さが、人の生きる姿に重ねられてきたんですね。
古代日本では、自然の営みに神聖な力を見出し、山や川、木々に神が宿ると考えられていました。
桜も例外ではなく、五穀豊穣(ごこくほうじょう)を願う農耕儀礼と深く結びついていたんですね。
「サ」は田の神を意味し、「クラ」は神が座す場所を指すことから、「桜(さくら)」という名前がついたとも言われていて、桜の花が咲くことは、田んぼに神が降り立ち、豊作をもたらしてくれる吉兆とされていたのだそうです。
平安時代には貴族たちの間で花見が盛んになり、桜を愛でる文化が広まりました。
江戸時代になると庶民にも花見の風習が根付き、春の楽しみとして定着しました。
このように、桜は単なる花以上の存在であり、古代から現代まで日本人の心の中に深く根を下ろしているのです。
●桜の下で感じる氣の流れ
桜を眺めていると、花そのものが放つ「氣」の流れを感じることがあります。
満開の桜の下に立つと、自然の生命力があふれ、心が癒やされるような感覚になる方も多いのではないでしょうか。
東洋医学では、自然界の変化と人体のバランスは深く関係していると考えます。
春は「肝(かん)」の氣が盛んになる季節であり、気温の上昇とともに体内の氣も上昇しやすくなります。
桜を眺めながら深呼吸をすると、冬の間に滞っていた氣が解き放たれ、心と体の巡りが整いやすくなります。
●桜を愛でることで得られる癒し
桜を愛でることは、単なるお花見以上の意味を持ちます。
それは、自然と一体になり、生命の循環を感じ取る行為そのものです。
桜が咲く頃に心が弾むのは、DNAの不思議だけではなく、古くから受け継がれてきた日本人の心の記憶が呼び覚まされるからかもしれませんね。
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肩こり 腰痛 首痛 背部痛 顎関節症 膝痛 神経痛 歪み 骨格骨盤矯正 体質改善 アレルギー 慢性疾患 難治性疾患 慢性性疾患 妊活 妊婦ケア 産後ケア 温活etc.
その他辛い症状に対応します。