こんにちは!

大切な人と会う日を指折り数えている。
まさに彼は指折りの逸材だ!

このように「指折り」は、数えるほど貴重なものや優れたものを表す言葉です。
ところが、指が曲がらないとなると、碌なことがありません。

指が痛んで曲がらない病氣には、リウマチや関節症、腱鞘炎、神経系の障害などがありますが、これがなかなか厄介なんです。
そんなわけで、今回はその中でも特に女性に多く見られる「ヘバーデン結節」についてお話ししたいと思います。



●ヘバーデン結節とは?

ヘバーデン結節は、指の第一関節(DIP関節)にコブのような変形が起こる疾患です。
痛みや腫れを伴い、次第に指が曲げづらくなります。

発症の原因は完全には解明されていませんが、加齢や手の使い過ぎ、ホルモンバランスの変化が関与していると考えられています。
特に、更年期以降の女性に多く見られるため、エストロゲン(女性ホルモン)の減少が影響している可能性があります。

また、家族内での発症が多いことから、遺伝的な要因も指摘されています。

●どういう人がなりやすいのか?

ヘバーデン結節になりやすい人の特徴を挙げてみると…

・更年期以降の女性(特に50代から60代)
・長年、手を酷使してきた人(ピアノやパソコン作業、家事など)
・遺伝的な要因がある人(親や祖父母がヘバーデン結節だった)
・冷えや血流が悪い人

このような方は、指の違和感や軽い痛みを感じたら早めに対処することが大切です。

●ヘバーデン結節の対処法

ヘバーデン結節は一度変形すると元に戻ることは難しいですが、痛みの軽減や進行を抑えることは可能です。
鍼灸の視点から、いくつかの対処法をご紹介します。

① 鍼灸治療で氣血の巡りを改善
東洋医学では、ヘバーデン結節は血の巡りが滞ることが原因の一つと考えます。
指先は細い血管が多いため、冷えや氣血の滞りが影響しやすいのです。

鍼灸治療では、手や全身の氣血の流れを改善し、炎症を和らげることを目的とします。

② 指の負担を減らす
・指を酷使しないようにする
・サポーターやテーピングで固定する
・無理に関節を動かさない
こうした工夫で、痛みや変形の進行を遅らせることができます。

③ 温める習慣をつける
指先の血流を良くするために、お湯につける・お灸をする・手のひらをマッサージするなどの方法が効果的です。
冷えると痛みが増すので、日常的に指先を温めることを心がけましょう。

④ 食事に氣をつける
東洋医学では、血流を良くする食材として以下のものを推奨します。

・黒ゴマ・黒豆(腎を補い、血の巡りを促す)
・生姜・ネギ(身体を温める)
・青魚(抗炎症作用があるEPA・DHAを含む)

逆に、過剰な糖分や加工食品は血流を悪くするため、控えめにすると良いでしょう。

●まとめ

ヘバーデン結節は、特に女性に多い指の関節疾患ですが、早めに対処すれば痛みを軽減し、悪化を防ぐことができます。

指折り数える日々を楽しく過ごせるように、手の健康も大切にしていきましょう。
もし指の痛みや変形が氣になる方は、鍼灸によるケアも選択肢の一つとして考えてみてください。

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