検査と診察の考え方
2025年1月10日
こんにちは!
先日、患者さんとのお話の中で「肝実」について触れた際、「肝臓の数値は特に問題ないのに、どうして?」というご質問をいただきました。
この疑問は、西洋医学の「検査」と東洋医学の「診察」の考え方の違いを理解するための良いきっかけになると思います。
西洋医学では主に血液検査や画像診断などの「数値」に基づいて判断しますが、東洋医学では、体全体のバランスや氣の流れを診察し、未病や微細な不調も捉えることを重視します。
そんなわけで、今回は、この検査と診察の違いについてわかりやすくお話していきますね。

現代の医療では、病院で血液検査や画像診断などを受け、数値を基準に身体の状態を判断することが一般的です。
確かに、これらの検査は身体の異常を発見する重要な手段ですが、それだけで人の身体をすべて理解することは難しいのも事実です。
子供から高齢者、性別や体質、生活環境など、人の身体は本当に多種多様です。
さらに、疲労やストレスのように数値化できない不調もありますよね。
こうした数値に表れない部分を診るのが、鍼灸や漢方などで用いられる四診(望診・問診・聞診・切診)という診察法です。
これは一人ひとりのお身体の状態を丁寧に見極めるための伝統的な方法です。
ここでは、その四診について分かりやすくお伝えします。
●四診とは?
1. 望診(ぼうしん)
患者さんの外見を観察する診察法です。
顔色や目の輝き、肌の状態、舌の色や形(舌診)など、身体に現れる微妙な変化を見て、氣血の巡りや内臓の状態などを推測します。
2. 問診(もんしん)
症状や体調、生活習慣などを詳しくお聞きします。
睡眠の質、食事内容、ストレスの有無、冷えや汗の状態など、多岐にわたる質問を通して、全体的なバランスを理解していきます。
3. 聞診(ぶんしん)
耳で聞く、鼻で感じる診察法です。
声のトーンや話し方、呼吸の音、体臭や口臭などから、身体の状態を捉えます。
4. 切診(せっしん)
実際に触れて診る方法です。
脈を診る脈診、腹部を触れる腹診、身体全体の冷えや硬さ、張り感などで自律神経系や内分泌系、粘膜系に血液系、骨格や内臓の状態などを確認します。
触れることで氣の流れや身体の現状を知ります。
これらの診察を総合して、患者さんそれぞれの状態を証(しょう)としてまとめます。
証とは、言わば「その人の今の身体の状態を表す診断書」のようなものです。
この証に基づいて治療方針を立て、必要なツボや処置法を決めていくため、治療はまさにオーダーメイド。
一人ひとりに合わせた、心地よく最善な施術を目指します。
●検査と診断のバランスが大切
現代医療での検査は確かに大切です。
しかし、それと同時に、数値に表れない不調や小さなサインを見逃さないことも重要です。
鍼灸治療や漢方では、そうした「未病(まだ病氣にならない状態)」を見つけ出し、早めに整えることを大切にしています。
病氣になってから治療を受けるのではなく、病氣になる前に身体を整える――これこそが最高の治療だと考えています。
普段からしっかり診断してくれる先生のもとで身体を見てもらい、自分の体調を把握しておくことは、健康維持の第一歩です。
身体の不調に氣付くための一つの選択肢として、鍼灸治療や漢方の力をぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?
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静岡市清水区の鍼灸治療院、鍼灸療術 癒し隠れ家 楽体です。
狐ヶ崎駅より徒歩五分。
鍼灸の古典理論から西洋医学の解剖生理学に根拠をおき、その東洋医学と西洋医学を融合させた長野式鍼灸治療をメインに、ベビーてい鍼による小児鍼、吸い玉療法、整体療術、光線治療、ハーブテントを用いたよもぎ蒸し・モリンガ蒸しもご利用頂けます。
肩こり 腰痛 首痛 背部痛 顎関節症 膝痛 神経痛 歪み 骨格骨盤矯正 体質改善 アレルギー 慢性疾患 難治性疾患 慢性性疾患 妊活 妊婦ケア 産後ケア 温活etc.
その他辛い症状に対応します。
先日、患者さんとのお話の中で「肝実」について触れた際、「肝臓の数値は特に問題ないのに、どうして?」というご質問をいただきました。
この疑問は、西洋医学の「検査」と東洋医学の「診察」の考え方の違いを理解するための良いきっかけになると思います。
西洋医学では主に血液検査や画像診断などの「数値」に基づいて判断しますが、東洋医学では、体全体のバランスや氣の流れを診察し、未病や微細な不調も捉えることを重視します。
そんなわけで、今回は、この検査と診察の違いについてわかりやすくお話していきますね。

現代の医療では、病院で血液検査や画像診断などを受け、数値を基準に身体の状態を判断することが一般的です。
確かに、これらの検査は身体の異常を発見する重要な手段ですが、それだけで人の身体をすべて理解することは難しいのも事実です。
子供から高齢者、性別や体質、生活環境など、人の身体は本当に多種多様です。
さらに、疲労やストレスのように数値化できない不調もありますよね。
こうした数値に表れない部分を診るのが、鍼灸や漢方などで用いられる四診(望診・問診・聞診・切診)という診察法です。
これは一人ひとりのお身体の状態を丁寧に見極めるための伝統的な方法です。
ここでは、その四診について分かりやすくお伝えします。
●四診とは?
1. 望診(ぼうしん)
患者さんの外見を観察する診察法です。
顔色や目の輝き、肌の状態、舌の色や形(舌診)など、身体に現れる微妙な変化を見て、氣血の巡りや内臓の状態などを推測します。
2. 問診(もんしん)
症状や体調、生活習慣などを詳しくお聞きします。
睡眠の質、食事内容、ストレスの有無、冷えや汗の状態など、多岐にわたる質問を通して、全体的なバランスを理解していきます。
3. 聞診(ぶんしん)
耳で聞く、鼻で感じる診察法です。
声のトーンや話し方、呼吸の音、体臭や口臭などから、身体の状態を捉えます。
4. 切診(せっしん)
実際に触れて診る方法です。
脈を診る脈診、腹部を触れる腹診、身体全体の冷えや硬さ、張り感などで自律神経系や内分泌系、粘膜系に血液系、骨格や内臓の状態などを確認します。
触れることで氣の流れや身体の現状を知ります。
これらの診察を総合して、患者さんそれぞれの状態を証(しょう)としてまとめます。
証とは、言わば「その人の今の身体の状態を表す診断書」のようなものです。
この証に基づいて治療方針を立て、必要なツボや処置法を決めていくため、治療はまさにオーダーメイド。
一人ひとりに合わせた、心地よく最善な施術を目指します。
●検査と診断のバランスが大切
現代医療での検査は確かに大切です。
しかし、それと同時に、数値に表れない不調や小さなサインを見逃さないことも重要です。
鍼灸治療や漢方では、そうした「未病(まだ病氣にならない状態)」を見つけ出し、早めに整えることを大切にしています。
病氣になってから治療を受けるのではなく、病氣になる前に身体を整える――これこそが最高の治療だと考えています。
普段からしっかり診断してくれる先生のもとで身体を見てもらい、自分の体調を把握しておくことは、健康維持の第一歩です。
身体の不調に氣付くための一つの選択肢として、鍼灸治療や漢方の力をぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?
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肩こり 腰痛 首痛 背部痛 顎関節症 膝痛 神経痛 歪み 骨格骨盤矯正 体質改善 アレルギー 慢性疾患 難治性疾患 慢性性疾患 妊活 妊婦ケア 産後ケア 温活etc.
その他辛い症状に対応します。