副鼻腔炎について

こんばんは!

世界には「人類未踏の深淵」が数多く存在していますが、なかでも特に有名なのがジョージアにあるクラベラ洞窟ですね。
なんと、地下約2,200メートルまで続く、世界一深い洞窟といわれています。
これは東京スカイツリー(634メートル)の約3.5倍の深さに匹敵します。

また、アメリカのマンモス・ケイブは洞窟の長さで世界一を誇り、その全長は約670キロメートルらしいですよ!
東京から名古屋までの距離を軽く超える壮大な空間が広がっているそうです。

暗くて神秘的で、未知の魅力に満ちたこれらの洞窟ですが、副鼻腔も外からは見えないけれど、鼻の周りに張り巡らされた「小さな洞窟」のようなものです。

なんだか世界の壮大な洞窟と、私たちの頭の小さな洞窟が、どこかで共鳴し合っているような気がするのはワイだけですかね、楽体です(・∀・)ノ

そんなわけで、今回はこの頭の洞窟=副鼻腔炎について、書いてみました!

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●副鼻腔炎とは?
その仕組みと炎症が起こる理由

副鼻腔炎は、鼻の周りにある空洞である副鼻腔に炎症が起こる病気です。

副鼻腔は4種類あるのですが、それぞれの空洞は鼻腔とつながっており、呼吸や発声、粘液の排出に関わる大切な役割を担っています。

1. 前頭洞(ぜんとうどう)
額の骨に位置する空洞で、おでこのあたりにあります。
前頭洞が炎症を起こすと、おでこや眉間あたりに痛みを感じることがあります。

2. 上顎洞(じょうがくどう)
頬の骨にある空洞で、副鼻腔の中でも最も大きな空間です。
上顎洞が炎症を起こすと、頬のあたりに痛みが出ることが多く、鼻水や鼻詰まりもひどくなりやすいです。

3. 蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)
頭の奥深くに位置する空洞で、目の後ろ、脳の下あたりにあります。
蝶形骨洞の炎症は、頭痛や目の奥の痛みとして感じられることがあります。

4. 篩骨洞(しこつどう)
目と鼻の間にある細かい空洞の集まりで、複数の小さな空洞から構成されています。
篩骨洞が炎症を起こすと、目の奥や鼻の奥に痛みを感じることがあり、他の副鼻腔と連動して炎症が広がりやすいです。

副鼻腔は鼻の内側の空間とつながり、普段は呼吸や鼻水の排出、声の共鳴といった機能をサポートしています。
しかし、副鼻腔が炎症を起こすとそこに粘液がたまり、息苦しさや頭痛、発熱といった不快な症状が現れます。
なぜこんなことが起こるのでしょうか?
それには様々な要因が関係しています。

●炎症が起こるメカニズム

副鼻腔は通常、鼻腔と細い通路でつながり、空気が自由に出入りできる構造になっています。
しかし、風邪やアレルギーによる鼻詰まり、細菌やウイルスが侵入することで通路がふさがり、空気の出入りが阻害されると粘液がたまってしまいます。
このたまった粘液が細菌の増殖を招き、炎症を引き起こす原因となるのです。
体はこの侵入者を排除しようと免疫反応を起こしますが、その結果として副鼻腔の腫れや痛み、圧迫感といった症状が引き起こされるのです。

●副鼻腔炎の原因

副鼻腔炎の主な原因には、次のようなものがあります。

1. 感染症
風邪やインフルエンザなどでウイルスや細菌が副鼻腔に侵入し、炎症が引き起こされます。

2. アレルギー
花粉やハウスダスト、動物の毛などが刺激となり、副鼻腔に炎症をもたらすことがあります。

3. 構造的な問題
鼻の中の骨の湾曲(鼻中隔湾曲症)やポリープが原因で空気の流れが悪くなり、副鼻腔炎を引き起こすことがあります。

●西洋医学の治療法

西洋医学では、副鼻腔炎の治療として抗生物質や抗炎症薬が処方され、症状の緩和を図ります。
急性の副鼻腔炎であれば、風邪と同様に数日から数週間で改善することが多く、鼻腔洗浄やスプレー式の鼻炎薬で通気性を良くする治療も一般的です。
しかし、慢性副鼻腔炎の場合には炎症が長引きやすく、手術を検討することもあります。

●東洋医学によるアプローチ

東洋医学では、副鼻腔炎は体内の「氣」の滞りや、寒さ、湿気の影響で起こると考えられています。
例えば、肺と脾の氣が弱まることで、体の防御力が低下し、湿気が体に溜まりやすくなり、それが鼻の周辺で炎症を引き起こすとされています。
治療には、鍼灸や漢方薬で氣の流れを調整し、湿を除去して炎症を和らげることを考えます。

●日常でできる対策

副鼻腔炎を予防・対策するためには、日常生活で次のような習慣を取り入れてみると良いですよ。

1. 鼻を温める
温かいタオルで鼻の周りを温めると、血行が良くなり、粘液が流れやすくなります。

0. 湿度管理
乾燥を防ぐために、部屋の湿度を適度に保ち、鼻腔が乾かないようにしましょう。

3. 鼻うがい
生理食塩水で鼻腔を洗浄することで、細菌やアレルギー物質を除去し、炎症予防に役立ちます。
ただし、鼻うがいをした後は強く鼻をかまないようにして下さい。

●結論

副鼻腔炎は、現代の生活の中で多くの人が抱える不快な症状です。
西洋医学による迅速な対症療法から、東洋医学や民間療法における体質改善まで、様々なアプローチが存在します。
それぞれの方法をうまく組み合わせ、自分に合ったケアを見つけることが大切ですね。

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