顎関節症について

こんにちは!

アゴといえば、トビウオですね。
なんでアゴっていうのか調べてみたら、ホントビウオの学名「キプセルルス アゴ アゴ」からきているみたいですよ。

ちなみに芸能人のアゴ勇さんの学名は、キプセルルス アゴ アゴ 勇さんなんですかね、楽体です(・∀・)ノ

そんなわけで、今回は顎関節症について書いてみました!

―――――――――――――――――――――――
・インスタはプロフィール欄からHPへ
・「静岡 楽体」で検索
―――――――――――――――――――――――



顎関節症は、顎の痛みや開口の不具合を引き起こす疾患で、日常生活に大きな支障を与えることがあります。
今回は、顎関節の解剖学的な仕組みや、顎関節症の症状、原因、そして治療について解説していきます。

1. 顎関節の解剖学的構造

顎関節は、頭蓋骨と下顎骨が接する部位であり、頭蓋骨の「側頭骨」と下顎骨の「下顎頭」によって構成されています。
この関節には、円盤状の「関節円板」と呼ばれる軟骨組織が存在し、これがクッションの役割を果たしながら、顎の開閉や前後左右の動きを滑らかにしています。

また、顎関節の動きにはこんな筋肉が関与します。

a. 咬筋
主に咀嚼(噛む)運動を担います。

b. 側頭筋
側頭部から顎へと繋がり、顎を引き上げる役割を果たします。

c. 外側翼突筋
顎を前方に動かす働きがあり、顎のバランス調整に関わります。

d. 内側翼突筋
顎を上げ、側方に動かす運動に関与します。

これらの筋肉が適切に働くことで、顎関節は正常な可動域を保つことができます。
しかし、これらの筋肉が過度に緊張したり、関節円板がズレたりすることで、顎関節症の症状が現れることがあります。

2. 顎関節症の症状

顎関節症の症状は多様で、以下のようなものが挙げられます。

a. 顎の痛み
特に噛んだり話したりする際に痛みが強まることがあります。

b. 開口制限
口を大きく開けられない、または顎がロックされたような感覚がある場合があります。

c. 顎の音
顎を動かすと「カクカク」「コツコツ」という音が鳴ることがあり、これは関節円板が正常な位置にない場合に起こりやすいです。

d. 頭痛や肩こり
顎関節の異常が首や肩に負担をかけ、頭痛や肩こりを引き起こすことがあります。

e. 耳の違和感
耳の奥に痛みや圧迫感を感じることもあり、顎関節の異常が耳に影響を及ぼすこともあります。

3. 顎関節症の原因

顎関節症の原因は複数あり、様々な要因が影響します

a. 心理的な要因(ストレス)
ストレスによって無意識に歯を食いしばったり、顎の筋肉を緊張させたりすることがあり、これが顎関節症の原因となります。

b. 姿勢の悪さ
長時間のデスクワークやスマホ使用で前かがみの姿勢が続くと、首や肩に負担がかかり、顎にも影響を与えます。
首や肩の筋肉が硬くなると顎関節にも負荷がかかり、動きが悪くなることがあります。

c. 噛み合わせの問題
歯の噛み合わせが不均等であると、顎関節に負荷がかかり、痛みや違和感が生じます。
また、片側だけで噛む癖がある場合も、顎関節のバランスを崩す要因となります。

d. 外傷
交通事故やスポーツでの衝撃が顎に加わることで、顎関節の骨や筋肉が損傷し、症状が現れることがあります。

4. 東洋医学から見た顎関節症の治療アプローチ

東洋医学では、どの治療においてもそうですが、個人の体質や症状に応じた診断と処置法が重視されます。
症状や体質によって氣血や経絡の滞り方が異なるため、それぞれに合わせたアプローチが求められます。

① 筋肉の過緊張の緩和
顎関節症では、顎周辺の筋肉が過度に緊張していることが多いため、筋肉の緊張を和らげることが重要です。
鍼灸では血流を改善して、顎周辺の痛みを和らげ、筋肉の弛緩や柔軟性を回復させます。
過緊張の緩和は、症状を軽減させる重要な一歩です。

② 自律神経系のバランス調整
東洋医学では、自律神経の乱れが顎関節症の原因の一つと考えられています。
顎の筋肉が緊張すると同時に、ストレスにより自律神経が乱れやすくなり、交感神経が優位になることで筋肉が収縮しやすくなります。
鍼灸やお灸を通じて副交感神経を優位にし、自律神経のバランスを整えることで、顎の緊張を軽減します。

③ 経絡学的な考え方
東洋医学における経絡理論では、顎関節は胆経や胃経に関連するとされています。
これらの経絡が滞ることで、顎関節周辺の氣血の流れが阻害され、痛みや不調が生じると考えられます。
鍼灸では、関連する氣血の流れを改善させて顎関節の機能回復を目指します。

5. 東洋医学による診断の重要性

顎関節症の症状は人それぞれ異なり、体質や生活習慣も影響します。
東洋医学では、個別の体質や症状に応じた治療が重要とされています。

6. 自宅でできるセルフケア

東洋医学的なセルフケアとして紹介します。

a. 温める
顎や首、肩の筋肉を温めると血行が改善し、筋肉の緊張がほぐれます。
蒸しタオルやホットパックを使用しましょう。

b. 深呼吸
自律神経のバランスを整えるために、リラックスした深呼吸を行いましょう。

c. 簡単なストレッチ
顎や首の筋肉を伸ばすストレッチも効果的です。
特に、首の側面や顎周辺の筋肉をゆっくり伸ばしましょう。

●まとめ

顎関節症は顎の解剖学的な構造と密接に関連しており、筋肉や関節のバランスが崩れることで症状が現れます。
東洋医学のアプローチでは、筋肉の過緊張の緩和、自律神経の調整、経絡理論に基づく治療が行われます。
また、患者さん一人ひとりの体質や生活習慣を考慮した診断が重要であり、セルフケアも効果的です。

#楽体
#癒し隠れ家楽体
#静岡市
#清水区
#鍼灸
#静岡市鍼灸
#長野式鍼灸治療
#静岡長野式
#静岡市清水区鍼灸
#静岡市清水区長野式
#静岡市清水区ベビーてい鍼
#静岡市清水区小児鍼
#静岡市清水区吸い玉
#静岡市清水区整体
#静岡市清水区光線療法
#静岡市清水区よもぎ蒸し
#体質改善
#自然療法
#自然治癒力
#氣
#東洋医学
#西洋医学
#予防医学
#健康づくり
―――――――――――――――――――――――

静岡市清水区の鍼灸治療院、鍼灸療術 癒し隠れ家 楽体です。
狐ヶ崎駅より徒歩五分。

鍼灸の古典理論から西洋医学の解剖生理学に根拠をおき、その東洋医学と西洋医学を融合させた長野式鍼灸治療をメインに、ベビーてい鍼による小児鍼、吸い玉療法、整体療術、光線治療、ハーブテントを用いたよもぎ蒸し・モリンガ蒸しもご利用頂けます。

肩こり 腰痛 首痛 背部痛 顎関節症 膝痛 神経痛 歪み 骨格骨盤矯正 体質改善 アレルギー 慢性疾患 難治性疾患 慢性性疾患 妊活 妊婦ケア 産後ケア 温活etc.
その他辛い症状に対応します。
?Gg[???ubN}[N??