ベーチェット病について
2024年10月21日
こんにちは!
若い頃、世界をあちこち旅してきたワイですが、タイミングが合わず、いつか行きたいと思っていたのがシルクロードの旅でした。
エキゾチックな多文化の交流や活発な貿易、そして西アジア諸国の生きるエネルギー、心を揺さぶる音楽――それらすべてが歴史ロマンを感じさせ、ワイにとって今も大きな魅力なんです。
そんな憧れのシルクロードに由来する「シルクロード病」という名の病があるのをご存知でしょうか?
正式にはベーチェット病と呼ばれるこの病気ですが、世界的には日本をはじめ、アメリカ、韓国、中国、中近東、地中海沿岸地域といった北緯30度から45度付近のシルクロード沿いの地域で多くみられることから名付けられたみたいですが、なんででしょうね。
喜多郎さんのシルクロードのテーマが流れてたNHK特集のシルクロードが懐かしいです、楽体です(・∀・)ノ
そんなわけで、今回はベーチェット病について書いてみました!
―――――――――――――――――――――――
・インスタはプロフィール欄からHPへ
・「静岡 楽体」で検索
―――――――――――――――――――――――
●ベーチェット病の症状と原因
ベーチェット病は、口腔内の潰瘍や目の炎症、皮膚の異常、性器周辺の潰瘍など、全身にさまざまな症状が現れる自己免疫疾患の一つです。
原因はまだ完全には解明されていませんが、遺伝的要因や環境因子が組み合わさって発症すると考えられています。
特に、特定の遺伝子(HLA-B51)の存在が関与していることが報告されています。
また、ベーチェット病は炎症を引き起こす病気であり、免疫システムの異常によって体内の正常な組織が攻撃されることが症状の原因となります。
また、ベーチェット病は症状が現れたりおさまったりすることをくり返すことが特徴です。
症状がない時期もありますが、完全に症状が現れなくなることは少ないことが知られています。
ベーチェット病の症状は、一部の特殊型の症状を除くと、発症から数年が重く、その後は軽快していく傾向があることも知られています
●ベーチェット病の主な症状
1. 口腔内潰瘍
痛みを伴う口内炎が頻繁に発生します。
2. 目の炎症
ぶどう膜炎や結膜炎など、目に強い炎症が起こり、視力低下のリスクがあります。
3. 皮膚症状
ニキビ様の皮疹や、赤い腫れを伴う皮膚病変が現れます。
4. 性器潰瘍
性器周辺に痛みを伴う潰瘍ができることがあります。
5. 関節炎
関節の痛みや腫れが見られ、特に膝や足首が影響を受けやすいです。
ベーチェット病の主症状の中でも、口腔潰瘍、皮膚症状、外陰部潰瘍は、ベーチェット病の三大症状であり、診断時に多くの患者さんでみられる症状です。
多くの場合、その後の病気の経過の中でもくり返し継続して現れる症状であることが報告されています。
●ベーチェット病の原因は?
ベーチェット病の明確な原因はまだわかっていませんが、遺伝的要因が大きな役割を果たしているとされています。
HLA-B51という遺伝子を持っている人は、持っていない人に比べてベーチェット病を発症するリスクが高いことが知られています。
また、ウイルスや細菌などの感染が引き金となって、免疫システムが暴走する可能性が指摘されています。
●東洋医学の見解
東洋医学では、ベーチェット病のような自己免疫疾患は、氣、血、陰陽のバランスが崩れた状態として捉えます。
特に、氣の滞りやお血(オケツ→血の停滞)が原因とされることが多く、体内の炎症はこれらの不調から生じるものと解釈されます。
●氣の滞りとベーチェット病
東洋医学では、氣血の流れがしっかりと体全体に行き渡ることが健康の鍵といえます。
ベーチェット病のような慢性疾患では、氣の流れが滞ることで身体の防御機能である免疫システムが異常をきたし、感染や炎症を引き起こすと考えられます。
●お血と炎症
お血とは、血液の流れが滞り、体内の組織に炎症や腫れを引き起こす状態です。
ベーチェット病の皮膚症状や関節の炎症はお血が関与していると解釈され、血液の流れを促進することで、これらの炎症を和らげる治療を施します。
●東洋医学による治療アプローチ
ベーチェット病の治療では、体全体のバランスを整えることが重要とされ、次のようなアプローチが取られます。
1. 鍼灸(しんきゅう)
鍼灸治療では、患者さんの体質や症状に応じて、身体の状態を診断でしっかりと確認して証を立て、全身を調整していきます。
特に氣と血の流れ、炎症を抑える処置を考えて治療していきます。
2. 漢方薬
血行を促進し、氣の流れを整える漢方薬が処方されることがあります。
特に、清熱解毒作用(体内の余分な熱を取り除く作用)を持つ処方が用いられることが多いです。
3. 生活習慣の改善
食事や運動、ストレス管理も治療の一環として重視されます。
東洋医学では、体の自然治癒力を高めるために、生活習慣の改善が推奨されます。
●まとめ
ベーチェット病は、医学的には自己免疫疾患として理解され、遺伝的要因や免疫システムの異常が原因とされています。
一方で、東洋医学では氣や血のバランスの乱れが病気の根本原因とされ、鍼灸や漢方薬、生活習慣の調整を通じて全身の調和を取り戻すことが重要とされています。
それぞれのアプローチには独自の見解があり、統合的な視点で治療していくことが大切です。
#楽体
#癒し隠れ家楽体
#静岡市
#清水区
#鍼灸
#静岡市鍼灸
#長野式鍼灸治療
#静岡長野式
#静岡市清水区鍼灸
#静岡市清水区長野式
#静岡市清水区ベビーてい鍼
#静岡市清水区小児鍼
#静岡市清水区吸い玉
#静岡市清水区整体
#静岡市清水区光線療法
#静岡市清水区よもぎ蒸し
#体質改善
#自然療法
#自然治癒力
#氣
#東洋医学
#西洋医学
#予防医学
#健康づくり
―――――――――――――――――――――――
静岡市清水区の鍼灸治療院、鍼灸療術 癒し隠れ家 楽体です。
狐ヶ崎駅より徒歩五分。
鍼灸の古典理論から西洋医学の解剖生理学に根拠をおき、その東洋医学と西洋医学を融合させた長野式鍼灸治療をメインに、ベビーてい鍼による小児鍼、吸い玉療法、整体療術、光線治療、ハーブテントを用いたよもぎ蒸し・モリンガ蒸しもご利用頂けます。
肩こり 腰痛 首痛 背部痛 顎関節症 膝痛 神経痛 歪み 骨格骨盤矯正 体質改善 アレルギー 慢性疾患 難治性疾患 慢性性疾患 妊活 妊婦ケア 産後ケア 温活etc.
その他辛い症状に対応します。
若い頃、世界をあちこち旅してきたワイですが、タイミングが合わず、いつか行きたいと思っていたのがシルクロードの旅でした。
エキゾチックな多文化の交流や活発な貿易、そして西アジア諸国の生きるエネルギー、心を揺さぶる音楽――それらすべてが歴史ロマンを感じさせ、ワイにとって今も大きな魅力なんです。
そんな憧れのシルクロードに由来する「シルクロード病」という名の病があるのをご存知でしょうか?
正式にはベーチェット病と呼ばれるこの病気ですが、世界的には日本をはじめ、アメリカ、韓国、中国、中近東、地中海沿岸地域といった北緯30度から45度付近のシルクロード沿いの地域で多くみられることから名付けられたみたいですが、なんででしょうね。
喜多郎さんのシルクロードのテーマが流れてたNHK特集のシルクロードが懐かしいです、楽体です(・∀・)ノ
そんなわけで、今回はベーチェット病について書いてみました!
―――――――――――――――――――――――
・インスタはプロフィール欄からHPへ
・「静岡 楽体」で検索
―――――――――――――――――――――――
●ベーチェット病の症状と原因
ベーチェット病は、口腔内の潰瘍や目の炎症、皮膚の異常、性器周辺の潰瘍など、全身にさまざまな症状が現れる自己免疫疾患の一つです。
原因はまだ完全には解明されていませんが、遺伝的要因や環境因子が組み合わさって発症すると考えられています。
特に、特定の遺伝子(HLA-B51)の存在が関与していることが報告されています。
また、ベーチェット病は炎症を引き起こす病気であり、免疫システムの異常によって体内の正常な組織が攻撃されることが症状の原因となります。
また、ベーチェット病は症状が現れたりおさまったりすることをくり返すことが特徴です。
症状がない時期もありますが、完全に症状が現れなくなることは少ないことが知られています。
ベーチェット病の症状は、一部の特殊型の症状を除くと、発症から数年が重く、その後は軽快していく傾向があることも知られています
●ベーチェット病の主な症状
1. 口腔内潰瘍
痛みを伴う口内炎が頻繁に発生します。
2. 目の炎症
ぶどう膜炎や結膜炎など、目に強い炎症が起こり、視力低下のリスクがあります。
3. 皮膚症状
ニキビ様の皮疹や、赤い腫れを伴う皮膚病変が現れます。
4. 性器潰瘍
性器周辺に痛みを伴う潰瘍ができることがあります。
5. 関節炎
関節の痛みや腫れが見られ、特に膝や足首が影響を受けやすいです。
ベーチェット病の主症状の中でも、口腔潰瘍、皮膚症状、外陰部潰瘍は、ベーチェット病の三大症状であり、診断時に多くの患者さんでみられる症状です。
多くの場合、その後の病気の経過の中でもくり返し継続して現れる症状であることが報告されています。
●ベーチェット病の原因は?
ベーチェット病の明確な原因はまだわかっていませんが、遺伝的要因が大きな役割を果たしているとされています。
HLA-B51という遺伝子を持っている人は、持っていない人に比べてベーチェット病を発症するリスクが高いことが知られています。
また、ウイルスや細菌などの感染が引き金となって、免疫システムが暴走する可能性が指摘されています。
●東洋医学の見解
東洋医学では、ベーチェット病のような自己免疫疾患は、氣、血、陰陽のバランスが崩れた状態として捉えます。
特に、氣の滞りやお血(オケツ→血の停滞)が原因とされることが多く、体内の炎症はこれらの不調から生じるものと解釈されます。
●氣の滞りとベーチェット病
東洋医学では、氣血の流れがしっかりと体全体に行き渡ることが健康の鍵といえます。
ベーチェット病のような慢性疾患では、氣の流れが滞ることで身体の防御機能である免疫システムが異常をきたし、感染や炎症を引き起こすと考えられます。
●お血と炎症
お血とは、血液の流れが滞り、体内の組織に炎症や腫れを引き起こす状態です。
ベーチェット病の皮膚症状や関節の炎症はお血が関与していると解釈され、血液の流れを促進することで、これらの炎症を和らげる治療を施します。
●東洋医学による治療アプローチ
ベーチェット病の治療では、体全体のバランスを整えることが重要とされ、次のようなアプローチが取られます。
1. 鍼灸(しんきゅう)
鍼灸治療では、患者さんの体質や症状に応じて、身体の状態を診断でしっかりと確認して証を立て、全身を調整していきます。
特に氣と血の流れ、炎症を抑える処置を考えて治療していきます。
2. 漢方薬
血行を促進し、氣の流れを整える漢方薬が処方されることがあります。
特に、清熱解毒作用(体内の余分な熱を取り除く作用)を持つ処方が用いられることが多いです。
3. 生活習慣の改善
食事や運動、ストレス管理も治療の一環として重視されます。
東洋医学では、体の自然治癒力を高めるために、生活習慣の改善が推奨されます。
●まとめ
ベーチェット病は、医学的には自己免疫疾患として理解され、遺伝的要因や免疫システムの異常が原因とされています。
一方で、東洋医学では氣や血のバランスの乱れが病気の根本原因とされ、鍼灸や漢方薬、生活習慣の調整を通じて全身の調和を取り戻すことが重要とされています。
それぞれのアプローチには独自の見解があり、統合的な視点で治療していくことが大切です。
#楽体
#癒し隠れ家楽体
#静岡市
#清水区
#鍼灸
#静岡市鍼灸
#長野式鍼灸治療
#静岡長野式
#静岡市清水区鍼灸
#静岡市清水区長野式
#静岡市清水区ベビーてい鍼
#静岡市清水区小児鍼
#静岡市清水区吸い玉
#静岡市清水区整体
#静岡市清水区光線療法
#静岡市清水区よもぎ蒸し
#体質改善
#自然療法
#自然治癒力
#氣
#東洋医学
#西洋医学
#予防医学
#健康づくり
―――――――――――――――――――――――
静岡市清水区の鍼灸治療院、鍼灸療術 癒し隠れ家 楽体です。
狐ヶ崎駅より徒歩五分。
鍼灸の古典理論から西洋医学の解剖生理学に根拠をおき、その東洋医学と西洋医学を融合させた長野式鍼灸治療をメインに、ベビーてい鍼による小児鍼、吸い玉療法、整体療術、光線治療、ハーブテントを用いたよもぎ蒸し・モリンガ蒸しもご利用頂けます。
肩こり 腰痛 首痛 背部痛 顎関節症 膝痛 神経痛 歪み 骨格骨盤矯正 体質改善 アレルギー 慢性疾患 難治性疾患 慢性性疾患 妊活 妊婦ケア 産後ケア 温活etc.
その他辛い症状に対応します。