こんにちは!

台風によく使われる圧力の単位であるヘクトパスカルは、フランスの著名な数学者、物理学者、哲学者、そして宗教思想家であるブレーズ・パスカルにちなんで名付けられたものですが、ヘクトは国際単位系(SI)で使用される接頭辞で、「100倍」を意味します。
つまり、1ヘクトパスカル(hPa)は100パスカルに相当します。
100倍パスカル君ですね、楽体です(≧∀≦)

そんなわけで、今回は気圧と不定愁訴について書いてみました!

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気圧と不定愁訴は、よく現代医学と東洋医学の両方で注目されるテーマですよね。
気圧の変化に伴って体調が変わることは多くの人が経験するもので、これを適切に理解し対策を講じることは、健康管理において重要です。

●気圧と不定愁訴の現代医学的な考察

1. 気圧の変化と身体への影響
気圧の変化、特に低気圧は、自律神経系に影響を及ぼすことがあります。
気圧が下がると、副交感神経が優位になりやすくなり、これが体のさまざまな不調に繋がることがあります。
具体的には、頭痛、関節痛、めまい、倦怠感などが挙げられます。
また、気圧の変化が血管の拡張や収縮を引き起こし、頭痛や片頭痛を誘発することも知られています。

2. 不定愁訴の特徴
不定愁訴とは、具体的な病名がつけられないものの、日常生活に支障をきたすような体調不良のことを指します。
症状としては、頭痛、肩こり、胃腸の不調、めまい、息苦しさ、不安感などがあり、原因がはっきりしないために治療が難しいとされています。
現代医学では、自律神経の乱れやストレスが主な要因とされています。

3. 現代医学における対策
気圧の変化に敏感な人には、規則正しい生活、バランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠が推奨されます。
また、深呼吸やリラクゼーションを通じて、副交感神経の過剰な働きを抑えることも有効です。
場合によっては、医師の診察を受け、必要に応じて薬物療法を行うことも検討されます。

●副交感神経が優位になるとリラックスするイメージが強いですが、それが過剰に働くと、逆にさまざまな不定愁訴が現れることがあります。

1. 自律神経のバランスが崩れる
自律神経は、交感神経と副交感神経のバランスによって体の機能を調整しています。
交感神経は「戦うか逃げるか」の反応を引き起こし、身体を活動的な状態にします。
一方、副交感神経は「休む・消化する」の反応を促し、身体をリラックスさせ、消化や休息をサポートします。

副交感神経が優位になると通常はリラックスできるのですが、これが過度に働くと、自律神経のバランスが崩れ、身体のさまざまな機能が過剰に抑制されることがあります。
例えば、消化機能が過度に亢進したり、血圧が下がりすぎたりすることで、不定愁訴が生じる可能性があります。

2. 血管の拡張と血圧の低下
副交感神経が過剰に働くと、血管が拡張して血圧が下がります。
これにより、脳や他の臓器への血流が一時的に低下することがあり、頭痛やめまい、倦怠感が生じることがあります。
また、血流が不十分な状態が続くと、疲労感が増し、慢性的な不調につながることもあります。

3. 消化器系の過剰な反応
副交感神経が優位になると、消化器系の活動が促進されます。
しかし、これが過剰になると胃酸の分泌が増えすぎたり、腸の蠕動(ぜんどう)が過度に強くなったりして、胃痛や下痢、腹部の不快感が生じることがあります。
これも不定愁訴の一環として現れる症状です。

4. 精神的な不安や不調
副交感神経が過度に優位になると、精神的なリラックスが過剰に進みすぎて、逆に氣分が沈みやすくなることがあります。
また、身体のリラックスと精神のリラックスが不均衡になることで、不安感や抑うつ感が現れることもあります。
これも不定愁訴の一部として捉えられます。

5. 自律神経の調整機能が低下
長期的に副交感神経が過剰に優位な状態が続くと、交感神経とのバランスが取れなくなり、自律神経の調整機能が低下します。この結果として、日常的なストレスや環境の変化に対する適応力が低下し、些細な刺激にも過剰に反応するようになり、さらに不定愁訴が増加する可能性があります。

このように、副交感神経が優位になること自体は、リラックスや回復を促進するために必要ですが、これが過度になると身体の各機能が過剰に抑制され、不定愁訴を引き起こす原因となります。

●気圧と不定愁訴の東洋医学的な考察

1. 気圧と「氣」の関係
東洋医学では、「氣」(生命エネルギー)が体内を循環し、健康を維持すると考えられています。
気圧の変化が「氣」の流れに影響を与えると、氣の滞り(氣滞)や氣の不足(氣虚)が生じ、不定愁訴が現れると考えられます。
特に、湿気が多い季節や低気圧時は、湿邪(しつじゃ)と呼ばれる邪気が体内に滞り、体調不良を引き起こすとされています。

2. 不定愁訴の原因と治療
東洋医学では、不定愁訴は体内の氣、血、陰陽のバランスの乱れにより生じると考えます。
例えば、氣虚や血虚がある場合、体が気圧の変化に対して敏感になりやすく、不調を感じやすくなります。
治療としては、氣血の流れを整え、身体の陰陽バランスを回復させるために、鍼灸や漢方薬が使用されます。
具体的な治療方法は、患者の体質や症状に応じて個別に処方されます。

3. 東洋医学的な対策
日常生活では、氣血の流れをスムーズに保つことが推奨されます。
これには、適度な運動や深い呼吸、リラックスした生活習慣が含まれます。
また、特定のツボへの軽い刺激やお灸が氣の流れを改善し、気圧の変化による不調を軽減する助けになります。

●結論

気圧の変化に伴う不定愁訴は、現代医学と東洋医学の両方で理解され、異なる視点からアプローチが行われます。
現代医学では、自律神経や血管の反応が中心となり、東洋医学では氣血のバランスが重要視されます。
どちらの視点も、気圧の変化が身体に与える影響を軽減し、日常生活での不調を改善するための有効な方法を提供しています。
体調が不安定になる季節には、これらのアプローチを組み合わせて、自身の健康管理に役立て下さいね。

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