羊が一匹、羊が二匹、羊が三匹…
若い頃、どこぞの国でヒッチハイクした時、トラックの荷台に乗り込んだら羊がいっぱいおって、メーメーとても賑やかでした、楽体です(・∀・)
そんなわけで、今回は目と身体の関わりを東洋医学の観点で書いてみました！
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●目と身体の深い繋がり
・目は身体の窓口とされる理由
東洋医学では、「目は身体の窓口」と言われるように、目と全身の健康状態が密接に関わっていると考えられています。
これは、目が五臓六腑(肝・心・脾・肺・腎など)の状態を映し出す鏡のような役割を果たすためです。
1. 肝と目の関係
特に肝臓(肝)は目と強い関連があるとされ、肝の健康状態が目に直接影響を与えると考えられています。
東洋医学では、「肝は目に開竅する」と言われ、肝の機能が弱まると視力の低下、目の乾燥、かすみ目などが起こりやすくなるとされます。
また、肝は血を蓄える働きがあり、目に十分な血液が供給されることで、視力が保たれると考えられています。
2. 腎と目の関係
また、腎臓(腎)も目と関連があります。
腎は「先天の精」を司るとされ、腎のエネルギーが不足すると、視力の低下や眼精疲労が生じることがあります。
特に加齢による視力低下や白内障などは、腎の衰えと関連づけられます。
3. 血行と目の健康
東洋医学では、全身の血行が目の健康にも重要であると考えられています。
例えば、脾や心の血行不良があると、目の周りにくまができたり、目が充血しやすくなったりすることがあります。
逆に、全身の血行を良くすることで、目の疲れやトラブルが改善されることもあります。
●東洋医学では、目の各部分が五臓六腑と関連しており、それぞれの状態が身体の健康を反映すると考えられています。
1. 瞳孔(瞳)と腎
瞳孔は腎と深く関わっています。
東洋医学では、「腎は精を主り、その精は瞳孔に表れる」とされ、瞳孔の状態が腎の健康を示します。
例えば、瞳が曇っている場合や瞳孔が小さくなっている場合、これは腎のエネルギーが弱まっている可能性を示唆します。
また、視力が低下したり、夜盲症が見られたりする場合も、腎の不調が関与していると考えられます。
2. 白目と肺
白目は肺と関係があるとされています。
肺の機能が正常であれば、白目は澄んで明るい状態を保ちます。
しかし、肺の機能が低下すると、白目が黄色味を帯びたり、血管が目立つようになったりすることがあります。
また、肺は「氣」を司るとされ、氣の流れが滞ると、目が充血しやすくなることもあります。
3. 虹彩と肝
虹彩は肝と関連しています。
東洋医学では、「肝は血を蓄える」ため、虹彩の色や状態が肝の健康状態を反映します。
肝の機能が低下すると、虹彩が曇ったり、目の輝きが失われたりすることがあります。
また、肝が強すぎると、目が赤く充血することもあります。
4. 目の角膜と心
目の角膜は心(心臓)と関係があります。
心は「血を主る」とされ、角膜の健康状態が心の血行の状態を示します。
心の機能が低下すると、角膜が乾燥したり、透明感が失われたりすることがあります。
5. 結膜と脾
結膜は脾と深く関わっています。
脾は「血を統括する」とされ、結膜の状態が脾の機能を反映します。
脾が弱まると、結膜が蒼白になったり、目が腫れぼったく見えることがあります。
また、脾の機能が低下すると、目が重く感じられることもあります。
このように、目の各部分の色や状態は五臓六腑の健康状態を反映していると東洋医学では考えられています。
●東洋医学的な目のケア
目の健康を保つためには、全身のバランスを整えることが重要です。
東洋医学では、適切な食事、十分な休息、ストレスの管理、そして適度な運動が推奨されます。
また、鍼灸や漢方薬などを用いて、肝や腎の機能を強化し、目の健康を維持することも効果的とされています。
●まとめ
目の健康は、全身の健康状態を反映していると東洋医学では考えられています。
目のトラブルがある場合、それは身体のどこかに不調があるサインかもしれません。
日々の生活習慣を見直し、全身のバランスを整えて、目の健康も守りましょう！
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