こんにちは!
セイン・カミュさんみたいな人柄になりたいです、楽体です(・∀・)
そんなわけで、今回は痒みについて東洋医学の考え方を書いてみました!
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顔や身体に生じる痒み(医学的には「掻痒感」と呼ばれます)は、さまざまな原因が考えられます。
医学的な視点と東洋医学(鍼灸治療)から見た痒みの原因と対策について説明します。
●痒みの原因について
医学的視点
1. 皮膚疾患
・湿疹(アトピー性皮膚炎)
慢性的な炎症を伴う皮膚の病気で、強い痒みが特徴です。
・乾癬(かんせん)
自己免疫疾患の一種で、赤く鱗状の発疹と激しい痒みを引き起こします。
・接触性皮膚炎
アレルゲンや刺激物に触れることで生じる局所的な痒み。
2. 全身性疾患
・肝臓疾患
胆汁の滞留により、体内に蓄積された物質が痒みを引き起こすことがあります。
・腎臓疾患
腎不全による体内の毒素の蓄積が掻痒感をもたらすことがあります。
・甲状腺疾患
甲状腺機能亢進症や低下症は、乾燥肌や痒みを引き起こすことがあります。
3. アレルギー反応
・食物アレルギー
特定の食物がアレルギー反応を引き起こし、痒みとして現れることがあります。
・薬物
一部の薬物が副作用として痒みを引き起こすことがあります。
4. 環境要因
・乾燥肌
特に寒冷で乾燥した気候では、肌の乾燥が痒みの原因となります。
・虫刺され
蚊やダニ、ノミなどの虫刺されによって局所的な痒みが生じます。
5. 精神的要因による痒み
・ストレスや不安
心理的な要因が痒みを誘発したり、悪化させたりすることがあります。
●経絡学に基づく痒みの捉え方
東洋医学では、痒みは「経絡の不通」や「氣血の滞り」といった観点から解釈されます。
特に以下の経絡が痒みに関連すると考えられています。
1. 肝経と痒み
肝経は血を蓄え、氣血の流れを調整する役割があります。
肝の氣が滞ると、経絡を通る氣血の流れが乱れ、皮膚に栄養が行き届かなくなり、痒みが生じると考えられます。
また、肝は感情と密接に関係しており、ストレスや怒りが肝の機能を阻害し、痒みを引き起こすこともあります。
2. 脾経と湿邪
脾経は消化吸収を司り、氣血の生成に関わりますが、脾の機能が低下すると体内に湿邪(しつじゃ)が生じやすくなります。
湿邪は体内に滞り、皮膚に湿疹や痒みを引き起こすことがあります。
特に、痒みが重だるさや腫れを伴う場合、脾経の不調が考えられます。
3. 肺経と皮膚の防衛機能
肺経は皮膚と呼吸を支配し、外邪から体を守る役割を担っています。
肺の機能が低下すると、皮膚の防衛機能が弱まり、外的な刺激に対する感受性が高まり、痒みが発生しやすくなります。
4. 腎経と慢性的な痒み
腎経は体全体のエネルギーの源とされており、特に慢性的な痒みは腎経の不足が関係していることがあります。
腎経が弱まると、体内の潤いが不足し、皮膚が乾燥しやすくなるため、痒みが長引くことがあります。
●痒みに対する鍼灸治療のアプローチ
痒みの治療において、鍼灸師は経絡全体のバランスを整えることを重視します。
個々の患者の体質や症状に基づいて、次のようなアプローチが取られることがあります。
1. 経絡の疏通
経絡が滞ると痒みが発生しやすくなります。
そのため、経絡の流れを良くすることが重要です。
例えば、肝経が滞っている場合は肝経の疏通を図り、脾経が弱っている場合は脾経を強化するための治療を行います。
2. 氣血の調和
痒みの原因として、氣血のバランスが崩れていることが多いため、鍼灸治療では氣血の流れを整えることが目指されます。
氣血の巡りが改善されることで、皮膚に必要な栄養が行き届き、痒みが軽減します。
3. 外邪の排除
風邪(ふうじゃ)や熱邪が原因で痒みが生じている場合、これらの外邪を排除するための治療が行われます。
例えば、風邪が強い場合は風を取り除くための治療を、熱邪が強い場合は熱を冷ますための治療を行います。
4. 体質の改善
鍼灸治療は、即効性だけでなく、体質改善を目指した長期的なアプローチも重要です。
例えば、脾経や腎経が弱い場合、これらの経絡を補強し、痒みを根本的に改善するための治療が行われます。
痒みの原因は多岐にわたりますが、鍼灸治療では経絡学を基にしたアプローチで、個々の体質に合わせた治療が行われます。
鍼灸は症状を和らげるだけでなく、根本的な体質改善を目指す治療法として、多くの患者に支持されています。
●漢方薬との併用
鍼灸治療は、漢方薬との併用で効果を高めることができます。
消風散などの処方は、風熱や湿邪による痒みの治療によく用いられます。
●痒みを管理するためのセルフケアのヒント
1. 定期的に保湿する
香料を含まない保湿剤を使用して、肌を乾燥から守ります。
2. トリガーを避ける
食べ物や薬、環境要因など、痒みを引き起こす可能性のある要因を特定し、避けるようにしましょう。
3. ストレス管理
瞑想やヨガ、深呼吸などのストレス軽減法を実践しましょう。
4. バランスの取れた食事
ビタミンやミネラル、抗酸化物質が豊富な食事を摂り、皮膚の健康を維持しましょう。
このように、痒みの原因を理解し、鍼灸の効果を活用することで、この不快な症状を管理するための包括的なアプローチを取ることができます。
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