股間に帯状疱疹が出来た時は、いろんな意味で大変でした、楽体です (；∀；)ﾌﾞﾜｯ
そんなわけで、今回は帯状疱疹と東洋医学における鍼灸治療の考え方を書いてみました！
●帯状疱疹とは
帯状疱疹（Herpes Zoster）は、水痘・帯状疱疹ウイルス（VZV）によって引き起こされる感染症です。
このウイルスは水痘（水ぼうそう）の原因でもあり、初感染後、神経節に潜伏します。
免疫力が低下した際に再活性化し、神経に沿って皮膚に痛みと水疱を生じるのが帯状疱疹です。
●帯状疱疹の概要
症状 : 帯状疱疹の初期症状には、神経痛、発熱、倦怠感が含まれます。
その後、痛みのある赤い斑点が現れ、水疱が形成されます。
水疱はやがて破れてかさぶたになります。
特に高齢者や免疫力が低下している人々に多く見られます。
原因 : VZVの再活性化が主な原因であり、ストレス、疲労、病気、ワクチン接種などで免疫力が低下することが誘因となります。
診断 : 症状と典型的な皮膚発疹のパターンで診断されます。
場合によってはウイルスの検出のための検査が行われることもあります。
一般的な治療 : 抗ウイルス薬（アシクロビルなど）による治療が一般的であり、症状を和らげるための痛み止めや抗炎症薬も使用されます。
●東洋医学における帯状疱疹の鍼灸治療
東洋医学では、帯状疱疹は体内の「邪気」(悪いエネルギー)が経絡(エネルギーの通り道)に滞り、氣血の循環が悪化することで発症すると考えます。
鍼灸治療は、氣血の流れを調整し、免疫機能を強化することを目的としています。
鍼治療 : 特定の経絡とツボに鍼を刺し、氣血の循環を促進します。
これにより痛みが軽減され、免疫系が強化されると考えられています。
灸治療 : 艾葉(モグサ)を使ってツボを温め、体内の冷えを取り除きます。温熱効果で氣血の流れを改善し、症状の緩和を図ります。
漢方薬 : 必要に応じて漢方薬が処方されることもあります。
例えば、竜胆瀉肝湯や柴胡疎肝湯などの処方が炎症を抑え、免疫力を向上させるために用いられることがあります。
生活習慣の改善 : ストレスの管理、十分な休養、バランスの取れた食事など、生活習慣の改善も重要とされています。
東洋医学では心身のバランスが健康に重要であると考えられています。
帯状疱疹は痛みを伴う感染症ですが、適切な治療で症状を和らげることが可能です。
東洋医学の鍼灸治療は、氣血の流れを整え免疫力を高めることで、帯状疱疹の症状緩和に役立つとされています。
現代医学と東洋医学を組み合わせることで、より効果的な治療が期待できます。
鍼灸治療にご興味のある方は、ぜひお気軽にご相談下さいね (^o^)/
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